それは土曜日の事
私服のミキちゃん中学3年生が
夕方のバスに乗ってきましたが
割りと混んでたので
後ろの方に一旦着席しました
しかし
案の定全員が降車したら
運転席のすぐ後ろまで高速移動
その際に
「なんて?可愛いって言うた?」
「いや、なんも言うてないけと可愛いよ」
「え?本気で言うてる?嬉しい!」
「そうか?服の話やけどな」
「コ○すぞオッサン!」
「なんやデートやったんか?」
「違うよ、オバァちゃんの敬老感謝」
「こんな時間まで?」
「ウソついた!ホンマはデート」
「そりゃ可愛いハズやな、誰とや?」
「前ケンカしたコやんか!あ、○○さんには内緒やで!あの人に言うたら皆んなに話拡がるから」
そんな話をブログにアップしてるんバレたら本気でコ○されるな
「おーおー、青春しとるねぇ、で、ドコ行ったん?」
「どこも…あっちこっち歩いた」
「いーねぇ…手つないで?」
「うん、恋人つなぎ」
「それで目ぇキラキラして機嫌いいんやな」
「歌、歌いたい!何がいい?」
「あ、オレ最近耳につく歌があるんや」
「どんなん?」
「タンタンタッたタンタンターンしーでー♪って夢なんちゃらの宣伝」
「あー、分かる!なんかヅラのキモいオッサンのやつ」
「たぶんソレ」
「そんなんアカン!ミキ作った歌にする」
「タンタンタッタンタンターン…はいどーぞ!」
「やめて〜!自分のん忘れる!」
「あ!」
「…あ?」
「シカおる!オシリがハートで可愛い❤」
「何言うとんねん、そっからウンコブリブリするんやで」
「ミキ小学生の時、運動場のシカのウンコ掃除したわ…イヤやった」
「そんなん言うてたら奈良公園どないすんねん」
「あ、ミキ奈良公園のシカにスカートの中に頭突っ込まれた」
「オレはち○この横噛まれた」
「ギャハハ!ち○こじゃなくて良かったなぁ」
「ミキはち○こって言うな」
「アンタが言い出したんやろ!」
「ちょっと待って!オナラ出る!」
「好きなだけ出せ」
「ん゛」
「キバるな!汁出たらオシャレ台無しやで」
「出ぇへんわ!」
「彼氏の前でもクッサいのやったれ」
「あ、てかさぁ…なんか今の中学生って髪の毛にチューすんねやんか」
「アンタ今の中学生真っ盛りやろ」
「臭いか気になるやん?」
「そりゃ臭いやろ」
「失礼やな!臭ないわ!」
「そんな自信あるなら気にすんなや」
「これが気になんねんなぁ…」
と、楽しそうな彼女を見てて
50年前の自分とは違うと
しみじみ思いました