昨日の話の翌日の夕方
その日はキレイというより
少し気持ち悪い雲に覆われてました
その夕方のバスに乗ってきた
ミキちゃんは
「あれ?また老犬さん」
「うん、ミキ一人か?」
「そやで、ミキが二人に見えてるん?」
「他の子はどないしたんやって聞いとんねん」
「それならそう言わんと分からんやろ、アッタマ悪いんちゃう」
「分かれや!」
「それより昨日彼氏出来た言うたやんか」
「だからソレ聞いとんねん」
「ミキ、別れるかもってか別れる!」
「はぁ?まだ3日目とか言うてなかった?」
「そやけど…ケンカしてん」
「ケンカぐらいするやろ…いや、早いか」
「そりゃミキも悪いんかも知れんけど絶対向こうが悪いわ」
「まぁ彼にも言い分はあるやろうけど」
「ミキはオレの彼女になったんやから他の人と仲良くするな!って言うてミキがクラスメートの男の子と喋るん見て怒るねん」
「それはキツいな、学生は話さなアカン」
「そやろ?でも自分はフツーにみんなと話しとんねん」
「ふーん…妬いて欲しいんかな?
絶対守るとか泣かさんとか言うてなかった?」
「そやろ?どの口が言うとんねん!」
「で、ケンカしてんのか」
「マジ舌切ったろかって思ったわ」
「オレみたいに舌2枚あるんちゃう?」
「アンタのも根こそぎ抜いたろか!」
「オレは無実や」
「変態やからいいやん」
「関係ないわ!本人に責任取らせろや」
「ホンマ別れたい」
「どっちみち今年いっぱいやろ、進学したら会わんようなるんやから許したれ」
と、流れ弾が着弾しましたが
その後どうなったのかは知りません
後日
全く関係ない所から女の子に見送られて
バスに乗ってきた彼氏
内緒にしてた方が賢明でしょうね