喋りたい中学生 | ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

先日の朝一にバスに乗ってきた



おなじみミキちゃんです


「おはよ」


「おはようございます…」

「なに怒っとんねん!」


「いや、アンタやろ」


「いつも言われるから先言うといた」


「オレにも優しくしたれ」


「いや、老犬さんいつもヒドい事言うから」


「そんな事ないやろ」


「こないだなんて夢の中でまでヒドかった


「夢?」


「そや、何回か老犬さん出てくるねん」


「はは〜ん…」


「なによ?」


「さてはミキ、オレに恋し「コロスぞ!」とんな?」


「気持ち悪いねんジジィ!」


「ヒドい…そう言うたら彼氏とどうなってん?」


「彼氏って 誰とも付き合ってないしな」


「あれ?コンノは?」


「アンタうるさいからやめた」


「なんでや?オレ小さい声でしか応援してないで」


「そのウルサイちゃうしな!今違う子が少しいいかな…って思ってんやけど」


「誰?」


「○○からバスに乗ってくる子…子って三年生やけどな」


「あ〜アレか…ソイツに応援したるわ


「いらんわ!なんて応援するんよ」


「フレーフレーって」


「フラしてどうすんねん!」


「アカンのかぁ」


「それにまだ付き合いたいとかも思ってないし、他に好きな子おったら応援したいし


「そうなのか?まだ恋じゃないんやな」


そんな事喋ってるウチに


その男の子が乗ってきて

少し離れた後方に座りました


ギュ〜


「痛いな!なにツネっとんねん」


「うふふ…」


「なにテレとんねん」


「うふふ…」


「?…隣に座ってもらうか?」


「やめぇや!恥ずかしい」


「恥ずかしいって さっきから全員聞いてんで」(←15人ほど)


「ウルサイ!」


「いや、だから小声で言うてるやん」



そんな事を喋りながら

バスを走らせてたら


信号もない道なのに

5分も遅れて彼女の降りるバス停に

到着です


「なぁ、また喋ってな…」


「はいはい、行ってらっしゃい」




実は彼女 いろいろあって 

かなりのストレスが溜まってるようで


こうやって喋ってるのが

良いのかも知れません