中学生のどっちやねん | ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

ある日

町内の小中学校が一斉下校となりました

すると 足りなくなるのが
スクールバスとスクール運転手

なので 特別に
コミュニティ専用ピンクバスを



ミキちゃんのいる学校へ
わずかなコミュニティバスの空き時間に

老犬と共に応援です



その数日後

朝のコミュニティバスに
ミキちゃんが乗ってきました

『おはよ、前の一斉下校の日 なんか彼氏言うてなかった?』

『なんかってナニ?』

『珍しいバスに乗れたとか 運転手さんが優しかったとか』

『なんか言うてた気がするけど なんで?』

『いや、なんもない…』

『え?もしかして老犬さんやったん?』

『うん、校内まで入った珍しいパターンやったのに』

『そうなんや……』
『ってか彼氏ちゃうしな❗️』

『え?ちゃうの?』

『付き合ってないもん』

『そうやったな』

『他の人からは付き合ってって言われるんやけど』

『モテるんやなぁ』

『今 めっちゃモテ期やねん』

『地球滅亡の危機やな』

『どーゆー意味やねん』

『いや、なんでもないです』

『でも今 付き合ったりとかしてる場合ちゃうし』

『なんで?今しか付き合えんで?』

『今は勉強頑張らなアカンやん』

『頑張れてんかいな』

『こないだのテストは平均80点以上やった』

『簡単やったんやな』

『失礼やな、頑張ったんやっちゅーねん』

『はいはい』

『ホンマ ムカつくわぁ』
『それより ミキホンマに○○の事好きなんか分からんわ』

『気になるんやろ?』

『他の女のコと話してたら気になる』

『そりゃ好きなんやん』

『やっぱ そうなんかな』
『みんな カップルとかなってるし ミキも誰かと付き合いたい』

『さっきはそんな場合ちゃうって』

『そやねん、なぁ どうしたらいい?』

『知らんがな』

『役にたたんな…』

『でも 気持ちは伝えたら? すぐじゃなくて』

『好きかどうか分からんけど』

『どっちやねん  ややこしいわ』


さぁ 彼女はどうするんでしょうね~(・∀・)