ミキちゃんがバスに乗ってくる前から
おバァさん2人ほど乗ってた時の話です
『あらミキちゃんおはよう』
『おはようございます』
『今から学校?頑張るねぇ』
『はい、学校です』(←めっちゃ笑顔)
『じゃ 発車しますよ』
『この子はいつも可愛いよね』
『え?』
『え?』
『ふふふ…うれしい…』
『ねーさん、この子は確かに可愛いけど あんまり褒めたら調子に乗るからアカンよ』
ドン💢❗️(←肩口を後ろからシバかれた)
『あ、ゴメン なんかイライラしてて…グーで殴っていい?』
『そういうのは殴る前に聞け』
『だってな せっかく喜んでるのに そんなん言うからや』
『なんで?可愛い言うてるやん』
『思ってないクセに お世辞は要らんねん』
『思ってるって……そぉ?要らん?』
『大体 その顔が怪しいねん』
『ミキちゃん その運転手さんにはよく喋るねぇ』
『いやいや ねーさん、ボクは怒られてるんです』
『怒られる事ばかり言うからやろ』
『お花畑で花植えたろか?』
『? え?なにそれ?』
『学校でな…トイレの事をお花畑って言うようにしてるねん、花植えたはオシッコで花束はうんこ』
『なんじゃそりゃ 女の子は花束も花も分からんやろ』
『でも言うよ』
『男はうんこバレたらイヤやったわ』
『花束な…』
『そもそも今は便秘じゃないん?』
『少し…』
『かったい花束やったら ウォシュレット痛ない?』
『じょうろな… 痛いな…』
『じょうろ…上手い事言うな』
『ミキ たまにえぇ事言うやろ』
『えぇ事ではないかと…』
『この子はホンマ可愛いねぇ』
『こんな話で?』
『もぉ、いちいち余計なこと言わんでいいねん!』
こんな感じでバスは走ってます
ノンフィクションです(*''*)