中学生の休日 | ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

金曜の夕方



学校帰りのミキちゃんが 
おばぁさんの所までと
バスに乗ってきて言うには

『明日の朝の運転手さん誰?』

『はて?○○さんかな? なんでや?』

『明日 友達とカラオケ行くねん、お昼前は誰?』

『昼前……あ、オレやわ』

『きもっ なんで一緒になるん?』

『いや、オレは前から決まってるから……ってかキモいってどーゆー事やねん❗️』

『老犬さん 変態やから、じゃあ明日ね~』


そう言って降車していった彼女

翌日 やはりバス停に立ってました

『おはよ…で、どこ行くん?』

『カラオケ行く言うたやん、痴ほう出てるん?』

『いや、そやなくて どこまで行くんか聞いとんねん』

『あぁどこにしよかな?着いたら少し時間つぶさなアカンねん』

『そうなん? ま、考えといて』

『なぁ この服どぉ?どぉ思う?』

『可愛いよ、似合ってるで』

『うーん… 男ってウソつくからなぁ…』

『んな事ないわ、あまり言うたら調子に乗るから言わんだけや』

『なんかさぁ お年寄りの人に言われたら嬉しいけど 若い男ってウソつきやん?』

『あ……老犬さんってお年寄りやった』

『忘れてたんかい❗️で、化粧はせんのか?』

『だってマスクしてるし 意味ないやん、かぶれるし…』

『そういやニキビ出てるもんな』

『やろ?ストレス溜まってるねん』

『いや、溜まってるんは うんこやろ』

『失礼やっちゅーねん、年頃の女のコに うんことか言う?』

『いや、ミキ自分で よく言うてる』

『あ、言うてるわ』

『で、どこ行くか決めた?』

『ファンシーショップ行ってから 一人ご飯して 時間つぶす』

『ふーん…ファンシーショップまで迎えに行ったろか?』

『なにで?』

『バスはアカンから ちっちゃい車』

『え?ミキ誘拐される?』

『それは分からへん』

『じゃあやめとく』

『そやな、あまりえぇ事ちゃうしな』




と いう過程で
彼女は遊びに行きました~(*''*)