中学生はオダ派だった | ゼファオス~アラカンライダー~

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ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

学校帰りのミキちゃんの話です

最近 寝る事もなく
よく歌を披露してくれます

なんか聞いた事もない歌を何曲か歌ったあと

『なぁ ミキが作った歌 歌っていい?』

『えーで 前にも聞いたけど歌い』

『友達が亡くなった時の歌と 失恋の歌と 恋してる歌と 何がいい?』

『ミキ まだ若いんやから前向きな歌がいいな』


と 彼女が歌い始めた歌は

ラインやメールだと 簡単に言えるのに
言葉にすると 好きだと言えない
何度も 言おうと思っても恥ずかしくて言えない


という内容のモノでした

『なぁ どぉ?』

『めっちゃいいやん、ミキ バンド組んでバンバン作れ  間違えて売れるかも知れんぞ』

『そんなんムリに決まってるやん』

『ただな 恥ずかしいってトコは 照れくさいに直せ』

『誰様?』

『名のるほどのモノでもありません』

『でも 使うわ』

『うん、ミキってGReeeeN好きやろ?』

『なんで?めっちゃ好きやったけど』

『歌の感じが影響されてる気がするからな』

『例えば どんな曲?』

『キセキとか』

『どんなんやっけ』

『ふんふんふーん♪』(←歌ってる)

『下手すぎてわからんわ』

『うっさいわ』

と 言った所で 他に利用者もいないので

バスを停めて スマホからキセキを流しました


スマホに合わせて 一緒にキセキる彼女


いきなり

『ミキ 老犬さんと趣味合うかも』

『ん?』

『もっと強く君を抱きしめたならとか』



『このまま君を奪いさりたいとか』



『ミキ大好きやねん』

『なんでそんなん知ってるねん』
『てか 勝手に見るな』

『相川七瀬も好き』(←聞いてない)


どうやら
当時の小室ファミリーより

織田哲郎派のようです


『あ、涙をふいても好き』



『それは お父さんも知らんやろ』

『なんで知ってるんやろ』

『知らんがな… オジイちゃんからか?』

『お父さんとかオジイちゃんとかかなぁ?』

『小芝風花も お母さんの影響で昔の歌をギターでひいてるしな 知らんウチに聞いてたんやろ』



『小芝風花 好きなん?』

『ギター聞いてからな』

『彼女はキレイだったとか見てたん?』



『録画して見てた』


『きもっ❗️』

『なんでやねん❗️』



恋愛ドラマ見てるジジイって

キモいんですかね?