痩せたい中学生と太らせたい祖父 | ゼファオス~アラカンライダー~

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ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

学校が休みの日に

中学生のミキちゃんが乗ってきました

『お?休みにオシャレして デートか?』

『ちゃうわ❗️おばあちゃんトコ行くねん』

『そんなむきにならんでも… それ自分のコート?』

『当たり前やろ?自分のじゃなかったら誰のやねん』

『おかあさんのとか』

『おかあさんには入らんしな』

『そうなん?……もしかしてミキ痩せた?』

『あ 分かる? 1㎏痩せたんやけどな』

『たまにしか見んからかな?なんか思った』

『ポテチとか オヤツやめてん』

『意識してか? えらいやん』

『バカにしてる?』

『してないしてない  なかなか難しいやろ?』

『2回言うところが 怪しいねん』

『たまにスルドイな…』

『でもな…少し痩せたら おばあちゃんが ご飯いっぱい食べさせるねん 心配やからって』
『頑張って痩せたんやから太らせるなっちゅーねん』

『それってダイエットの神様が降臨する前 必ず出る話やん』

『テレビのやろ? ホンマそれやで』

『まぁ ミキはちっちゃい時から これだけちっちゃかったからな』

『どんだけやねん……ミキ生まれは2,650やってんて』

『ちっちゃいな 今もちっちゃい方やったっけ?』

『あのな…こんなカワイイ子に そんなん言うたらキズつくやんか』

『そうか?』

『そやろ ミキ礼儀正しいし』

『初対面だけやろ? 慣れたら口悪い…』

『そんな事ないわ❗️ いや、そうかな…』
『とにかく老犬さんには口悪くていいねん』




そんな話をしながら 目的地に着きました

ふだん着の彼女は 少し大人びて
体型も気になる年頃になったようです