中学生の未来予想 | ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

朝のバスに 
いつものミキちゃんが乗ってきました


長袖のカッターシャツを着ています

『あれ?ネクタイは?』

『まだ夏服やから要らんねん』

『そうなん? リボンじゃなくネクタイやんな?』

『隣の学校はリボンやけど ウチはネクタイ』
『こっちのネクタイの方が可愛いよな』

『まぁ好きずきやな』
『高校のリボンは可愛いと思う』

『あ、あれは可愛い でもミキは他の高校行くで』

『あぁ もう決めてる言うてたな』

『だから もう勉強頑張らんと』

『そうか 余裕で受かるように余分に勉強しやんとやな』

『余分って?』

『オッチャンは 行きたい学校のレベルは知らんけど 一つ二つ上の学校に受かれるようになったら楽やろ?』

『できんかったら?』

『そん時は 学校の先生と相談しぃや
ってか 先生が教えてくれるよ』

『そうなん?ミキは 将来看護の仕事して ひぃバァちゃん看てあげたいねん』

『おぉ えぇこっちゃな』

『やろ?ミキって優しいやろ?』

『最後の一言がなかったらな』


と 言いながら

ある停留所を過ぎた所で


『あれ?そういえば最近 トシコさん見えんな』

『昨日 乗ったで』

『あ、そう?元気なら良かった』

『ミキ あのおバァちゃん好き』

『みなさん、さようなら…』
『とか 全員に挨拶して帰るとことかステキやんな』

『え?そうなん? カワイー』

『日本初の脳外手術の成功者らしいで』

『言うてた言うてた 頑張ったんやろな』

『頑張ったんは先生やけど 頑張ったんやろな』
『それで 初代ミス串本らしいで』

『マジで? ミキもなろかな?』

『はぁ?』

『はぁ?💢って言うたな❗️』

『あ、すんません』

『夢は叶うねん❗️』

『いや、ミスコンテストって もうないから…』

『それでも 頑張れとか ミキなら可愛いからできるとか言えんかな』




結局 怒られるハメになりました