二度目の登場のミキちゃんです
まずは夕方 学校帰りに乗ってきました
が、
なんか宿題のようなモンを広げ
小声で
『疲れた~』
と言い やけにおとなしいと思い
振り返って見ると
爆睡してました~(*''*)
最後の利用者さんが降りてしまったので
残りの区間は車内放送も鳴らさず
降車地で起こしてあげようと
起こさないように運転してると
ぴんぽ~ん
『降ろしてよ』
『起きてたんんかい❗️』
『今起きた』
『ちゃんと鳴らさんと連れてかれるからな』
『んな事するかぁ!』
と その日は終わり
翌朝 また彼女を乗せました
『おはよう、前髪がうまくできんかってん』
『なにが?』
『挟んで巻くヤツやねんけど』
『アイロンか?』
『ミキ 髪の毛サラサラやから難しいねん』
『おっちゃんサラサラやで 同じやな』
『オッサンと一緒にすんなや』
『うわ、ひどい…』
などと言ってたら
次のバス停から おっちゃんが一人
実は ミキちゃんが苦手としてるおっちゃんです
『お、ミキ中学か?』
『うん…』
『(゜.゜)』
今までだと イヤでも話をしていた彼女
もはや ほぼムシしてケータイを触り始めました
なるほど 対応も変わるもんや
と思い そっとしてましたが
降車地が近づいても音沙汰なし
不思議に思って 振り向くと
『あ、もう着くん?』
ぴんぽ~ん
『顔見てから押さんでも 降ろしるわ』
『ちゃんと鳴らさんと連れてかれるからな』
『昨日と同じ事言うな』
と 言い
学校に行きました
ムシされた方が良いとは思いませんが
なんかボロクソな老犬
ケチョンケチョンにされてます