きっと仕事もヒマなはず
と簡単に考えて仕事を始めました
一回目は 串本へ向かう復路からです
この路線は他より短く 片道22分
週3日乗る おじぃちゃんが
出発から3分後に乗車します
『老犬くん 久しぶりじゃの』
と とても親しくなったおじぃちゃんで
入院してた時も おじぃちゃんの帰る時間に
会いに行ってたぐらいの方です
そのおじぃちゃん
10分ほど乗った時に
『老犬くん、スマンがそこのトイレ寄れんかな?』
『ん?今かいな』
『うん、かまわん?』
あと10分ほどで目的の病院に着きます
バスはタクシーと違い
コースを外れる事も出来ませんし
本来 降りていただき
次のバスに乗ってもらわなければなりません
が、ソコは他に誰も乗ってないイナカバス
『いいで、任しときぃ』
と 駐車場のバスを停め
おじぃちゃんの行方を見守ります
杖を使ってヨタヨタ急ぐおじぃちゃん
障害者用のトイレに駆け込もうとしてます
ドアを叩き
無理矢理こじ開けようとしてますが
鍵がかかってるのか 開かない
諦めて 女性用のトイレに入って行きました
なんで女性用やねん❗️
と 思い見てると
障害者用トイレから ポケットに手を入れたオッチャンが出てきました
どう見ても健常者
お前のせいで じぃちゃん入れんかったんか❗️
と 待つ事10分
じぃちゃん出てこない……
もしかして
一般トイレじゃ立てんのか❓(´・ω・`)
迎えに行こうか 悩んでました(←女性用)
そしたら おじぃちゃん出てきて
『すまんかったの、遅れたやろ?』
『あぁ大丈夫、こんな遅れぐらいなんちゃないよ』(←内心焦りまくり)
病院に12分遅れで到着し
すぐに出発
しかし この2回目の往路
小学生が10人以上乗ってきます
必死こいて
5分遅れで小学生の待つ停留所に到着
なんとか時間を戻そうと走りますが
このような道を
対向車が 突込みまくってきます
あまりに礼儀なく突込んでくるヤツに
『クソが!』
と 子供に聞こえないように呟き
電話をしながらシレっと来るヤツには
子供に見えないように中指を立て
結局5分遅れたまま
次の復路に待つ中学生に
『もうちょい待っててな!』
と 声をかけ待っててもらい
やはり5分遅れで
その中学生達も 無事送り
なんとか 次の4回目の往路出発には
間に合いました
しかし
今度は 自分の便意が……
また5分遅れです
忘れたころにやってくる
これが便です
英語にすると
ディス イズ ベンです(←英語ちゃうけど)
とにかく 遅れっぱなしで
疲れた日となりました
ちなみに 4月から使うバスは
この木のトンネルの入口
上が当たって通れないそうです
どーすんや❓(´・ω・`)