少女から女性への季節 | ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

それは 朝から数えると 
3本目のバスでの事でした

とある停留所に佇む2人を確認



一人は帽子をかぶったおジィさん

もう一人は中学生ぐらいの少女に見えました

ドアを開け 
『おはよー』

と 挨拶してきたのは ミキちゃんでした

全く 
小学生には見えないぐらい成長してるんだと
改めて思いました

『なに?どこ行くん?』

『おばぁちゃんとこ』

『学校行けんでヒマやからか?』

『違うよ、呼ばれただけ』

『そうなん? 卒業式とか出やんの?』

『19日に卒業生と父兄だけやで』

『在校生代表行かんでいいん?』(←生徒会長らしい) 

『うん、いいねん』

合間に少しずつ 利用者を乗せながら


なんかいつもと違う…(=_=)

彼女も今度は6年生です


なんとなく おしとやかに そして大人になって行くんですかね❓(´・ω・`)


いや、騙されんゾ❗️

降りる時には 
他の利用者さんにキッチリ挨拶する所作も 
少し上品になってました(←騙されてる?)




そして その次に他の路線を走ってると

コチラは可愛い高校生です

なんと1年で17㎏ものダイエットに成功し

女子というより 立派な女性になってました

今月末には他県へ進学するそうです


『めっちゃ痩せたやろ~?頑張ってん』

『あんまり痩せてもアカンで』

『もっと痩せたいねん、そよ風でヒラヒラ飛ぶぐらい痩せるねん』

『なんでやねん そんなんアカンて』

『細くて消えてまうねん』

『ローソクかっ?女の子は少しポッチャリしてるぐらいがモテるで』

『そんなん男は言うけどな デブとの境界線が分からんやん』

『確かに 人それぞれ違うからなぁ』

『やろ? 1年の時がピークで大分痩せたから制服も全部自分で直したんやで』

『へー 家庭的なモン持ってんやなぁ』

『でも一人暮らし始めるのに料理アカンねん』

『んなモン 始まったら勝手にできるようになるわ』

『そうかなぁ…』

『そうや、できるようになったら えー男掴まえてバンバン子供作って帰っておいで』

『そやな 頑張る!』

『ところで今日はドコ行くん?』

『エムズカフェって所』

『あぁ アソコ イケメンの兄ちゃんやし美味しいからなぁ あの顔は反則やろ』

『やろ? おっとこ前やんな』


と 子供やら お年頃やら オバはんやら分からん感じのカワイイ女性です


さらに 一緒に行った これもベッピンな友達と帰りのバスも乗車

家の近くでバスを停めたら

『あ、ゴメン 今日は潮岬行くねん』

『あ、そうなん? もう店閉まってるで?』

『うん、キレイな写真いっぱい撮りたい』


どうやら 飛び立つ前に 故郷の景色を仲のいい友達と写真に残したい

そんな年頃の女の子の式のない卒業

やっぱり いい思い出を作りたい明るい彼女達


なんか応援したくなります





そして思い出す 自分の時の卒業は……



昔 すぎて忘れたわ(ノ∀≦。)ノ