橋杭からイナカ方面に乗車してきたおばぁちゃま
『○○駅にタクシーがいたら降りるさけよ~
いなかったらその次で降りて歩いて行くからよ~』
と 言うてました~( *´艸`)
駅に着いたら やはりタクシーはなく
『おかーちゃん タクシー待つか呼んだ方がいいんちゃう? 雨やから』
『雨 降ってんけ? どないしよかの?』
『乗る前から降ってたろ?』
『△△医院までやから ちと遠いかの?』

まぁちぃを さぁ迷ったぁーのぉ~🎵
なんて 雨に濡れたら
お年寄りには 命に係わり兼ねない問題かとも 一瞬考えましたが
『病院って…今日は祝日やで?』
『あらよ? なんでよ?何の日よ?』
『成人の日…』
『あの先生 年寄りやのに?』
『それは知らんけど…』
『しゃあないね~ どうしたらいい? ここで待ってるさけ 帰りも乗せてくれん?』
と、相談されたので
結局 そのまま ずっと乗っててもらい 往復しました~(●´ω`●)
その前日 好天
あぶさん出勤やったので 始発紀伊大島行きのバス
『これは大島の灯台行くんかの?』
と 乗車してきた一人の おぢさん
リュックサックとハンティング帽子を模してたので
てっきり旅行かと思い
待ち時間に
『樫野灯台とはツウですね~ どちらからですか?』
と 声をかけたら
近くの三尾川(みとがわ)って所に一人でお住まいの86歳
若い頃から横浜で働き続けて
結婚条件として 三尾川に住み
現在 亡き奥様のためだけに一人でココに居るものの
たまには外に行ってこい
と 奥様な言われた気がして
なんたらかんたら…
『自分は引っ込み思案やし なかなか他人様とは喋りにくいんです』(←ウソやん?)
『あなたに話しかけられて すごく嬉しいんです』
と 言いながら
『帰りの運賃も入れておくんで また送って下さい』
『いえ、ボク この後 違うバスに乗るから…』
『では このまま戻ります』
『? 灯台…そんなすぐ見れないです』
『折返しの待ち時間10分ぐらいしかないですよ』
『灯台なんて いつでも見れますから』
『それより あなたと話がしたい』
よっぽど嬉しかったのか
引っ込み思案が 爆発したら こんなんなるん?
片道50分ぐらいかかるんですよ?
往復 ほぼずっと話しかけられました
ただ ある日突然亡くなった奥様への愛情は
とても伝わってきました
老犬に…
反省するべき点を 山盛りもらった気がします(´TωT`)