ソフトボールの筋肉痛でトイレに歩いて行く姿が う○こガマンしてゆっくりしか歩けないように見える 老犬です
そもそも 老犬は何故 自分達の事を犬と呼ぶか?
それは我々タクシー運転手は 普段の素行が野良犬ってか 野犬みたいやからです
はい、本日は大好きなゼファーさんとバリオスさんは登場しません(←きっぱり)
ワタクシのお仕事の ちょっとオカシイんちゃうん?
って長~~~~~ぃ話です
まずは 老犬の会社は
関西ハイタクなんちゃらってグループに属する大手です

通称カンキョー ガラが悪いので有名です
給料は 累進歩合と呼ばれる 会社が損をしないシステム
例えば ウチでいうと 約38万という月間売上高の境目があって(←数字は会社によってまちまち)
それ以上なら60%の給料 以下なら50%の給料となります
Aさんの売上高が30万だとすれば
Aさんの給料は15万円
Bさんの売上高が50万だとすれば
Bさんの給料は30万円
と、一見頑張ってる駄犬に目がいきますが
Aさんからの会社の取り分は15万円
Bさんからのは20万円と
売上高は20万も違うのに 会社の損失分は5万円だけっていうシステムです
次に大阪のタクシー運賃は
現在 初乗り2㎞で680円(中型)
で、ご存知の方もいらっしゃるでしょうが
遠距離割引なるもんが ありまして
5千円超え5割引
たまに勘違いしてる方がいらっしゃいますが 6千円なら3千円になるワケじゃなく
例えば いい例が
心斎橋って所から大阪空港まで
およそ15分で5千円の運賃です
関西空港まで およそ40~50分で1万円
時間3倍です
本来 1万5千円の料金出ています
けど 最初の5千円はそのままで5010円目から半額になります
なので 後の1万の部分が半額の5千円になるので 合わせて1万円となります
実に5千円ものプライスダウンです
なので仮に1万円の仕事なら 支払いは7,500円となります
この割引分は当然 売上高から引かれます(←会社全額負担せーや)
次に いろいろな条件ですが
ウチでは
社会保健 厚生年金
有給休暇付与
制服貸与
営業車貸与
事故処理 会社負担
燃料 会社負担
整備 部分 会社負担
疾病保健 有
失業保健 有
支度金制度 有
って 当たり前の事を綴りましたが
他所は ほぼありません
特にヒドイのが人気No.1の ハートマークの会社ですかね?
車の使用料 月30万円運転手2人から頂きます
ハナエ モリ デザインの制服
30万で運転手買取りです
部品 車検 修理代 運転手負担らしいです
値段は尾ひれついてるかもですが
決して珍しい話じゃないのです
オカシイやろ?
あと 無線の使用料 チケットの交換手数料 カードの手数料など
会社によっては 燃料代運転手持ちとか 制服ないのでアロハ着てるバカ犬も見たことあります
ホンマ 腐りきってる業界なんです
腐ってるのは タクシー会社だけではなく
JR
新大阪駅にタクシー入るのに

このステッカーが必要です
1枚300円/月
金 取るクセに貼ってないのに入ってくる駄犬 黙認です
それどころか タクシー多い木曜 金曜は入場制限かかります
オカシイやろ?
そして不自然なのが
タクシー専用車両
元々は トヨタコンフォートという専用車両があります
ドラマで渡瀬恒彦さんが乗ってるヤツです
大阪では小型になります
中型は クラウンコンフォートと 少し贅沢になりますが
いずれもヨレヨレのペラペラボディーとなりますが
あえて長持ちするように いわゆるシナルボディーにしてるようですが
これが反応が鈍いのなんの
老犬レベルでさえ ハンドル切ってから ワンテンポ遅れてロールするのが感じとれます
ニッサンがタクシー車両から撤退した今
トヨタの独占市場だったんですが
安い車を作るために 金がかかる状態だったようで
再来年からは シエンタを使ってタクシー専用車両を販売するとか
では なぜ今までメインがクラウンだったのか?

ズバリ 登録台数を稼ぎたいからかと想像します
そして 今や登録台数を稼ぎたいのは
クラウンではなく
プリウスです
普通に売れてる車なんですが
記録を作りたいのか
単に作りすぎたのか
ともかく今や トヨタがタクシー会社に売りに出してるのは
小型コンフォートとプリウスなんです
これに ちゃっかり便乗してるのが タクシー事業者です
燃費がいいというメリットなんて ほとんどないと思うんですけど
なんせ大阪の駄犬とくれば フル加速して前を走りたがる ゼロヨンレーサーの集まりですから(←運転はヘタですけど)
実は プリウスには隠れたメリットが もうひとつ…
それは 車椅子が積めないって事です
タクシー事業やってて それはどやねん?
って話ですが
現実です
車椅子を乗せない という事は
その分 障害者割引の負担が減るという事になります
障害者割引、これ 運賃の1割を事業者が負担します
意外とこれ バカにならないようです
思わぬ所で トヨタの思惑とタクシー事業者とマッチした感じになりました
これらは全て 老犬の推測です
が そう思われても仕方がない現状なんです
また機会があれば
裏話 してみますね
。