写真はありませんが、中身は白い液体?ムース?のような感じでした。バルブを上にして普通に空気を入れるように注入します。難しくはありませんが、薬品臭が凄くてビックリしました。
注入後は10分程低速で走るように指示されています。パンクした現場から腑(もつ)煮屋ワインディングロードまでは10分以上かかったと思いますが、30~40km位でトロトロ走ったので、ほぼ指示通りでしょう。
薬剤が集中して溜まればと思い、モツ煮を食べてる間はセンタースタンドを立てて、患部?(…笑)を真下にして駐車しておきました。
その後、何だかんだで自宅まで自走で辿り着きました。パンクリペアを入れてからの走行距離は約70km位でしたが、特に問題無く走れました。
その日は気分的に疲れてたので、そのまま放置…次の日は雨で触らず…2日後に様子を見ると、まだタイヤは膨らんだままでした。
空気圧を測ると…
規定値の0.22Mpaまで足した後、散歩に出ました。約20km程走りましたが…
パンクリペアの説明書には「修復後、数百キロの走行に耐えます」と書かれています。そうそう使う機会は無いですし、本当に数百キロの走行に耐えるのか試してみなければ(笑)
という訳で、次の日埼玉ライコランド~うどんTOMYのコースへ出掛けました。出発前に空気圧を測りましたが…
最初はおそるおそる走ってましたが、何ら異常は起こらず。1度パンクしたタイヤである事を忘れかける程、順調なツーリングでした。
ですが、洗車しながらふと気が付きました。この日、空気圧は小まめに測ってましたがタイヤの傷は確認していませんでした。
このまま長距離走ったり、高速走ったりしたら傷がもっと広がってバースト…なんて事態にもなりかねません。
恐ろしや…(泣)
タイヤはケチってはいけない。4輪で散々思い知ったのに忘れるところでした。「溝があるから」「まだ換えて間もないから」という判断は間違っています。
バイクは4輪よりもタイヤへの依存度が大きいですし、ブレーキの次に重要な部品です。異常を感じなくても小まめにチェックして早めの交換を心掛けたいと思います。
さて、MOTUL バイクリペアの実力ですが…現場から自宅まで約70km+散歩約20km+ツーリング177km=合計約267km。問題無く走破しました。
途中で1回空気を入れましたが「数百キロの走行に耐えます」の謳い文句に偽り無しといってもいいでしょう。
もちろん傷の具合や場所・深さ等…ケースバイケースではあると思いますが、実践でお世話になったので、今後ツーリングに出掛ける時の必須アイテムになりました。
余談ですが…ロードサービスの存在は心強いです。任意保険に付帯のものは距離等に制限がある場合が多いので、イザ!という時のために内容を確認しておいた方がいいですね。
僕は距離無制限のロードサービスに加入しているので、電話さえ通じればどこからでもゼファー君と一緒に自宅に戻る事が出来ます。
「何か異常を感じたらロードサービス呼んで家に帰る」という予備手段があったから、今回の実験ツーリングにも出れましたし(笑)使い方が間違ってる!と怒られそうですね…ゴメンなさい。
以上「MOTUL パンクリペア」のお話でした。