俗に言うエンジンガードです。初心者ライダーにとってはありがたいものなんですが、やっぱり見た目的にはイマイチなんですよね。
外そうかどうしようか迷う…外した瞬間コケたりしたら後悔の念で寝込むかも(笑)
迷った挙句、決めました「半年間1回も転倒しなかったら外そう」と。
そして桜の季節が終わる頃…無事に無転倒半年を達成し外すことになりました。フレームにボルトとステーで止まってるだけなので作業は簡単。
お世話にはならなかったけど、ありがとう~さようなら~♫
その頃はちょうどバイクシーズンという事もあって、たまに通勤にもゼファーを使ってました。うちの職場はバイク乗りが多いので休み時間はバイク談義に花が咲きます。
「そういやエンジンガード外したの?」
「うん。ちょっと見た目がね…」
「クランクケース出っ張ってるからコケると高くつくよ~」
「う~ん…でもなぁ」
「スライダーくらい付けといた方がいいよ。」
「スライダー??」
とまあ、こんな何気ない会話の中で「エンジンスライダー」の存在を知りました。
本来はサーキット等で転んだ際、コース内にバイクが留まらないように車体を滑らせてコース外に出すためのものらしいです。なるほど、それでスライダーね。
それが立ちゴケのような軽コケ?からクランクケース等を防御するのにも有効って事で一般向けに普及したみたい。
ちなみに走行中にガッツリ転倒すると、車体が滑ってガードレールに激突したり谷にダイブしたりとダメージが増す…という意見もあるようです。いずれにせよ装着は自己責任ですね。
調べると、エンジンガードより目立たない感じで断然良い。見た目的にもギリギリ我慢できる。さっそく恒例のヤフオクで検索…。
購入したのは「モリワキ スキッドパッド」です。箱汚れの新品が安く出てたのでポチッと落札。値段は忘れちゃいました(笑)
さて装着ですが、エンジンのマウントボルトと共締めするようになってます。マウントボルトって、そのまま抜いていいんだろうか?
装着レビューを見ると、そのままでも大丈夫という話もあればエンジン底部をジャッキで支えないとダメという話もあって判断つかない。
…とりあえずやってみるか(笑)
加重がかかっていれば抜けないはず。逆に簡単に抜ければ加重がかかってないから、エンジンが落っこちるなんて事態にはならないでしょう。
幸いうちには車用の油圧フロアジャッキがあるので、最悪これで支えてもいいし。
ちなみにこのフロアジャッキ、ホームセンターの特売の時に2000円位で購入したものですが、何だかんだで5年以上不具合も無く使えてます。
ボルトをラチェットで回してみると結構軽いです。…?スコッと抵抗無く抜けました。
と、同時にカーンという鋭い音。ナットがエキパイに当たってコロコロ…。反対側ナットだったのかよ!(笑)差し込みかと思った。
まあ、そんなこんなで装着完了。
おそらく、エンジン底部を支えないとダメというのは左右いっぺんにボルトを抜く場合じゃないかと思います。片側ずつだとそのまま抜いても大丈夫…かも。(←保障はできません)
こいつが活躍しないことを祈ります。