大峰山(山上ヶ岳)登拝 |  ZEPHYR

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ご訪問ありがとうございます(*ᴗˬᴗ)⁾⁾

 

昨日は天川村川合のゲストハウスに一泊しました。

そして、まだ夜も明けやらぬ時刻に出立。

向かったのは洞川からさらに奥へ。

 

洞川の夜明けは、こんなに風情がある。

昨日は、一度、この奥にごろごろ茶屋で水を汲みました。

そのさらに先へ。
 

 

大橋茶屋に車を止め(料金を払います)、山上ヶ岳への登山道入口。

昨年5月末にもくぐり、大峰山に初登頂しました。

 

6時7分に門をくぐりました(この地の日の出が6時2分だったので、そこまで待った)。

 

 

すぐそばにある不動明王様と役小角様にご挨拶。

今回の登拝の無事をお願い致しました。

(なにせ、ツキノワグマも生息している環境です)

 

そして、女人結界門をくぐりました。

(おそらく日本で唯一残っている女人禁制のお山)

 

今回は、前回と異なり、トレッキングポールを用意していました。

このため、登山が進みます。

熊除けのために、神社で入手した鈴もつけていました。

 

 

一本松茶屋にも、前よりだいぶ早く着きました。

(茶屋はすべて無人で、中には腰掛けて休むくらいのものしかない)

 

その後も、「六根清浄」を唱え、あるときは役小角様の真言を唱えつつ、ひらすら登り続ける。

 

 

このルートの中程まで行かないところに、水が湧いている場所があります。

お助け水です。

前回は、たまった水が汚れていたので飲みませんでしたが、今回はきれいでした。

おいしい。

 

 

洞辻茶屋。

こちらも同じような環境ですが、このルートで唯一?のトイレがあります。

朝から水分を多めに取っていたので、こちらで用を足しました。

ちなみに、最初の茶屋までの間に、汗びっしょりです。

 

ここで、ソイジョイを一本。

栄養補給しました(早すぎるので、朝食は取れていない)。

 

 

茶屋のそばに立つお不動様にご挨拶。

その後に、大問題発生ビックリマーク

 

 

前回右側のルートを歩き、「階段が多し 足にくる」という記述通り、もうヘトヘトになったのです。

トレッキングポールがなかったことも大きいのですが。

 

そこで、今回は左側のルートを選びました。

……すると、

 

写真を撮る余裕もありませんでしたが、途中で道がなくなり、見上げると岩場にぶっとい鎖が垂らしてある……

 

そうなのです。

修験者さんが使うルートそのもの。

しかも、このとき、霧雨のような状態(雲の中だったと思われる)で、高い岩場が濡れているのです。

 

「ここを上がるの? まじで?」

もし落ちたら、背後が谷底です。

命に関わる。

 

引き返すというのも一つの選択肢でしたが、結構戻らないといけない。

 

絶対に鎖を離さない。

足場を見定めて行く。

 

意を決して、上がりました。

このルートでは二カ所、このような難所があります。

もし、登山される方は急な階段が多いとしても右側ルートのほうが安全かと思われます。

 

 

ところどころに絶景が垣間見えます。

雨もなくなりました。

 

晴れていればなぁ~、という感じですが、実は前回と同じく、今回も事前の予報が降水確率90%とかから始まり、少しずつ減って行っていたのです。

この点では、後で驚くことに。

 

 

亀石とその傍にある役小角様の石像。

てか、日差しもないのに、なにやら……

 

道すがら、多くの不動明王様と役小角様がお祀りされています。

 

 

亀石です。

 

このあたりも、岩場を登る感じで、濡れているともう結構危ない。

場合によっては、手も使って這うように。

 

 

そして、ようやくこの門が見えてきます。

 

 

雉を見つけ、二羽いたので、しばらく進むのを待ちました。

雉たちがいる岩場も登らないといけません。

 

 

この岩場を登ると、宿坊?かな。

見えます。

 

前回は、ここに登ったときに雲が覆っていて、まったく見えなかった。

そのため、道を間違っているかと思い引き返し、時間をロスしました。

 

 

絶景です。

晴れていなくても、この大峰山系の力と美を感じます。

 

 

ついに、大峯山寺に到着。

トレッキングポールの助けを得ましたが、やはり膝にすでに来ています。

 

 

霧の中にある頂上風景は幻想的。

 

 

お寺は閉じられています。
毎年5月3日の戸開式から9月23日の戸閉式までらしいです。

 

私は個人的な理由で、どうしても今の時期に来たかったのです。

 

 

 

大峯山寺まで、2時間42分。

3時間~3時間半くらいの行程ですから、非常に効率的に歩けました。

 

こちら軒下をお借りして、カロリーメイトとポカリでエネルギー補給。

ちょっと足腰を休め、

お寺の前あたりで、「ありがとうございました」と声を上げました。

 

同時に風が。

 

下山開始。

 

 

下山し始めたあたりでの絶景。

 

じつは、このお寺からしばらくが、かなり岩場が多く、帰路はここらは足下注意です。

濡れていたら、よけいに。

 

もちろん帰路は、鎖で岩場を降りないルートにしました。(笑)

無理無理。

 

前にも一度書いたのですが(2022年の記事)、この山は静かです。

静寂に満ち満ちている。

 

しかも、今日は私以外の登山者に、たったお一人も会いませんでした。

お寺が閉まっていることもあるのでしょうが、まるでお山を一時的に独り占めできた気分でした(事前の天気予報が悪かったし)。

 

 

もし大峰山を登拝される方がいらっしゃったら、いろいろと調べて、準備なさってください。

このお山は、優しくはありません。

 

 
このように、スマホも電波も届きません(docomo)。
(SOS表示って、初めて見た)
つまり、何かあっても助けも呼べない可能性があるのです。
 
山頂で、私も少しだけ家内とLINEのやりとりができましたが、最初だけでした。あとは、いくら送っても届かない。

 

また前述のように熊が生息しているのが当たり前の環境です。

むしろ野生動物の環境の中へ、人間が入っていくような心構え・用心があった方が良い。

 

お気軽な登山ができる場所ではありません。

(登山そのものの難易度が極端に高いわけではないと思いますが)

 

 

本日のフィットネスのデータ。

大峰山以外の歩きも入っていますが、それは微々たるものです。

 

最後に。

下山後、インプレッサを走り出させて驚きました。

 

なんと、すでに雨が降った後。

道路は濡れていました。

 

山だけが降っていなかった(一時、霧雨のようなものはありましたが)。

 

もう本当に感謝しかない。

 

 

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