リブラです。
なにやら誰かが、ワタシのことを「哲学的な顔をした猫」と言ったそうです。
またある時、マスターによく似た顔の猫と言われたこともあります。
ワタシのマスターは、基本、いつも家にいます。
二階の部屋で、いつもカチカチなにやらやっています。
「さっか」とか「せんせいじゅつけんきゅうか」とかいうらしいです。
そのお仕事の違いは、ワタシにはよくわかりません。
ワタシはマスターのことが大好きなのですが、仕事をしているときにはあまり相手にしてくれません。
ワタシがこんなふうにベランダに出て、外からマスターを呼んでも、来てくれないこともあります。
部屋の中で、話す相手もいないのに、ペラペラしゃべっていることもあります。※ 電話鑑定中です。
仕方がないので、ワタシもそんな時は一階の和室でふて寝するしかありません。
ま、そういうワタシも相手してほしい時しか行かないんだけどね。(笑)
でも、マスターは天気の良い日には、ワタシを時々、玄関先に連れ出してくれます。
ワタシは外の世界をあまり知りません。
家の中にいると、狸とか、野良猫が窓の外を歩いていくのが見えます。
ベランダに出ると、スズメとか、いろんな鳥が気になります。
ワタシがこの家に来て翌年だったか、一度、来客があった時に玄関のドアをすり抜け、外に出たことがあります。
おばあちゃんの目をくらますなんて、チョロイもんですよ。
でも、
結局、お外の世界は怖ったの。
家の外にある竹林にあるハウスの裏のほうに隠れていたら、おばあちゃんに見つけられ、連れ戻されました。
家族はみんな、狂ったみたいにワタシのこと探しまくっていたみたい。
そう。
ワタシは愛されているのよ。ウフフ
この家で、ワタシはほかの誰よりも名前を呼ばれます。
毎日毎日、ひとりが何回も何十回も「リブラ」と呼びます。
…用もないのに。
基本、ワタシは返事をしません。
それが気に入らないのか、よけいに呼びます。
でもね、やっぱマスターにはちょっとお返事しちゃうの。
だって、なんといっても、
手が気持ちエ~の♡
たまらんの。
マスターはどこをどうしてほしいとか、よくわかってる。
痒いところに手が届く人なの。
ま、ホントに痒い時もあるんだけどね。
あ、でもマスターの奥様は優しいし、おやつもくれるし、寒いときはお布団に入れてくれます。
この人は例外です。
ま、マスターのつがいの人だからね、それなりに敬意を払うくらいのことはするの。
今年の2月、マスターは「じんぞうけっせき」とやらでひどい状態だったの。
そのときも腰が痛すぎて、和室で寝転んで動けなくなっていたのね。
そこで私は隣に行って、尻尾でなでなでしてあげたワ。
※ 2012年に他界いたしました。享年77歳。
マスターは時々、家からいなくなります。
だからワタシは最初、心配したのよ。
おじいちゃんみたいにいなくなっちゃうんじゃないかって。
でも、マスターは何日かして帰ってきます。
※ 出張鑑定です。
どうやらそういうものらしいと分かってきたので、最近、ワタシも心配することはあまりなくなったの。
でも、マスターがいないと寂しいし、不安。
マスターが家にいると安心。
こんな格好でソファで寝転べるのも、マスターの気配が家にある時、安心だから。
この家のことは気に入っているのよ。
居心地がいいし。
多少の不満はあるけれど、大事にされていると思う。
マスターとはまあ、相思相愛ってところね。
だから、ワタシはこの家を守っているのよ。
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