神様に呼ばれた人だけが行くことができる…という神社に行ってまいりました。
そのような言われ方をする神社で有名なのは、奈良県の玉置神社(熊野三山の奥宮)や天河大弁財天社などがあります。
玉置山も天河にも、私は幾度か参拝させていただけているのですが、今回、なんと地元の岡山にそのような神社があるという話を、奥さん経由で知りました。
灯台下暗しとはこのこと。
御祭神は、造化三神の大神様。
天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
高皇産霊神(タカミムスビノカミ)
神皇産霊神(カミミスビノカミ)
古事記によれば、天地開闢の時、最初に現れたという御三神です。
すべての大本の神様と言っていいかもしれませんね。
サムハラ神社は大阪にもあり、その奥の宮が岡山県の津山市、もう鳥取との県境にもほど近い山中に、ひっそりとあるそうなのです。
じつはある知人が、たまたま最近、お訪ねされていたことを知り、「私も行くつもりなんです」と言ったら、いろいろとアドバイスしてくれました。
太陽の写真を撮ったらよいとか。
お招きされないときには、何かと不都合があってたどり着けないこともあるというお話(急用ができるとか天候が非常に悪くなるとか体調の問題とか、車のナビが故障するとか、スマホがうまく使えなくなるとか)。
ちょっとどきどきしながら、朝、奥さんと二人で出発。
最初、ナビがうまく道路を表示しなかったのですが、まあ、これはうちのポータブルナビには時折あること。
とはいえ、ちょっと心配していた奥さん。
でも、すぐに回復。
何の問題もなく、愛車スイフト君は高速道路を快走。
途中、フェラーリやアウディ、NSXなどのスーパーカーに抜かれつつ、たんたんと県北へ。
私が横でカーナビ以外にも、スマホで確認していたので、まったく迷うことなく到着。
しかし、空が曇りがちでした。
狛犬さんたちが、かわいいいのです。なんか愛嬌ある。
参道を上っていくと、紅葉にも目を奪われます。
サムハラ神社の前に、金刀比羅神社に参拝いたします。
境内には荒神様とお稲荷様も鎮座されておられます。
私たちが到着した時には、参拝者もまばらでした。
参道をすれ違ったのが、4人?
しかし、日曜だからなのか、参拝している間に結構、参拝の方々が見えられました。
そして、サムハラ神社へ。
サムハラというのは、漢字ではなく、神字でこのように書きます。
この神字を紙に書き写して身につければ、禍から身を守られるということで、戦国の武者や日露戦争出兵の兵士もそのようなことを行い、加護を受けたというお話です。
写真でも効果があるとかいうお話もあり、待ち受け画面などにされている方もいらっしゃるそうです。
お社を前にすると、名状しがたい雰囲気がありました。
二人で参拝後、しばらくそこで空の様子を眺めていました。
すると、雲の隙間から太陽の姿が。
ついに晴れ間から太陽が日差しを下してくれました。
その間にも次々に参拝の方々が見えられ、その時、美しい小鳥が二羽(三羽だったかもしれない)、そばにやってきてくれました。
光の中でもう一度御礼を申し上げ、サムハラ神社を後にしたのです。
サムハラという言葉は、シャンバラに由来するというような情報もネット上にありますが、定かではないようです。
いかなるカルマをも浄め、物事を正道に立ち返らせる。
そのような効果絶大の神社。
また再訪したいと思うのです。
最後に奥さんが撮った太陽。
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