この「12星座の運勢」は、あくまでも全般傾向です。
個人の運勢とは異なることも、決して珍しくありません。
ですから、この全般傾向の中に何らかの不調が表示されていてもいたずらに気落ちし、「そうなんだ」と暗示にかかることは好ましくありません。
注意点に留意し、参考や心構えにして頂く。
良い暗示について、ご自分の現状に照らしてシンクロする部分があれば、それを生かす。
そのような活用をして頂ければベストかと思います。
そのような活用の仕方はできそうもない、悪いことを知らされたら落ち込む、とお感じになる方は、お読みにならないでください。
また、解説の中に出てくるアドバイスも、ご本人の現実に照らして生かせるかどうかは、ご自身で判断ください。
♈〈牡羊座〉
何事にも過渡期の混乱というものはあります。
とりわけこれは仕事に関して強く出ると考えられますが、何かを変えようとしたら、うまく進まないといった事態が発生しやすい月です。
とはいえ、これは過渡期のもので、実際にはこの月の内に解決されてしまったり、その事態を乗り越えることで、かえって人間関係が強いものになったりします。
実行できない現実は、財政的にバランスが取れないといったこともあるでしょう。
あるいは、人間関係、とくに上司の入れ替わりなどが起き、それが混乱を生じることもあるでしょう。
これらはたいてい個人の力では解決できず、他の人間と話し合ったり、協調することで解決します。
一時的にお財布が厳しくなるといった、わりと小さなことで起きる人もいます。
お父さんがいる方は、少し気を使ってあげましょう。
♉〈牡牛座〉
切ろうとしても切れない関係、やめようとしてもやめられない事態というのはあります。
自分の気持ちだけで、簡単に物事を変えられないことが多いものです。
そういう意味では、フラストレーションは溜まりやすい月です。
変化や脱出のために、状況が整わないことにも意味があります。
縛られるように感じるかもしれませんが、今少し謙虚になって過ごしてみましょう。
不正なこと、嘘。
そんなものにも遭遇しやすい月ですから、自分がそこに染まらないようにしましょう。
気分転換に気晴らしをしましょう。
普段頑張っているのなら、自分へのご褒美を上げてもいいかもしれません。
買い物などする場合は、衝動的に決めず、後あとでも使えるものや役立つものという基準で考えてみましょう。
行き詰まった状態を家族に話してみるのも良いでしょう。
♊〈双子座〉
慎重に過ごす月にしてください。
人の忠告に耳を傾け、心を開いてください。頑迷さはそのまま愚鈍へとつながり、事態を悪くします。
不正なこと、良心に反する行いも同じです。
思ったよりも大きな出来事が起き、悲しみを体験する人もいるかもしれません。
そばにいる人を大事になさってください。
家庭や会社などに、かなり大きな動きがあります。
思いがけない出来事は、天災的な出方をする場合もあり、その意味も含めて身辺には注意すべきですし、内なる心の声には従うべきです（欲望に従う声ではなく）。
正しさ、誠実さ、正直さ、そして知恵を働かせられる人は幸いです。
これらの出来事も小さく終わるか、素通りして行くでしょう。
♋〈蟹座〉
最終的には良い判断ができます。
そこへ至るまでには迷いが多いでしょう。
というよりも、迷いの森に入ってしまったために、最後には選択をしなければなるのかもしれません。
左右や上下や、あれとこれ、AさんとBさん。
そんな二つの出来事の間で、長く動けずにいるような運勢が10月にあり、そしてそれが最終段階で「選ぶ」ということにつなあがると思われます。
選択のための判断基準は明白です。
仲良しであること、助け合えること、共にいて明るいこと。
心を隠さず、自分でしっかりと見つめてみましょう。
きっと自然と答えは見つかるはずです。
♌〈獅子座〉
なにかを比較するということは、とくに仕事上はよくあります。
なにかを発注したりする場合、複数の業者に条件を出させるなどは、まさにそういった作業です。
仕事に限らず、そういった流れが発生しやすい月です。
前月か10月の初めに大きな出来事があり、それは一見、ショックなことかもしれず、出鼻をくじかれて意気消沈するかもしれません。
しかし、よく考えれば、それは必要な選択や、あるいは二つのことをバランスさせるために必要なメッセージだったりします。
なにかに偏るということをせず、双方の意見を取り入れたり、調整するようにすればうまく行く月です。
自分のエゴは、控えめにしておきましょう。
やりすぎや横車を押す行為は失敗の原因です。
♍〈乙女座〉
とくに仕事上に出てくることが顕著だと思われますが、不正なことやバランスを欠いた出来事があります。
この点は牡牛座と同様です。
組織だけではなく、家庭の問題ということも考えられます。
しかし、乙女座はこれをうまくすり抜けて、あまりかかわらずに済む可能性もあります。
知恵を働かせること、アイディアを生かすこと。
この二つが10月をうまく回すポイントになりますが、月初めごろの仕事の不調期を越えたら、自然と良い流れに入ると思われます。
精神的に充実する月で、かねてから自分が思い描いていたことについて、しっかりとリサーチしたり勉強したりすることです。
かならず後につながります。
♎〈天秤座〉
良いころであれ、悪いと感じられることであれ、起きる出来事は謙虚に受け止めなければなりません。
心正しき人、勇気のある人、そして冷静である人。
これらはうまく事態を乗り越えます。
旅行には注意が必要ですが、膠着した状態を変えるためには有効な場合もあります。
危険を感じるようなことでも、仕事や役目だからとやってしまうことは、勇気ではありません。時には撤退することが大きな勇気であり、誇りともなります。
家族を持つ人は、これが助けにもなりますし、心の支えにもなります。
未来には明るいものがやがて見えてきます。
そのためには怖いと感じているだけではだめです。
動かないことがすべて良いわけでもない。
勇気と意志、そして冷静さ。
それらは10月を乗り切る三銃士です。
♏〈蠍座〉
あまりじたばたしないことです。
10月は我慢の月です。
壊れる人間関係、あるいは良かったものが脅かされる。
そんな危機があります。
そんなことがあったとしても、縁のある人間関係や仕事は残ります。
自分にとって真に大切なもの、なくてはならぬものは、必ず手元に残るのだと思うことです。
役目を終えたものは去るかもしれません。
そして心でそれについて感謝を捧げればよいのです。
とくに上記のことは恋愛について顕著で、まやかしの恋、その場限りの刹那的な肉欲は、この時期に終わるかもしれません。
ただ、じっと自分の内側を見つめましょう。静かに。
そうすることで、この月は乗り切って行けます。
♐〈射手座〉
横暴な態度や自分の意見を押し通すという行為は、失敗のもととなります。
この点は獅子座と同じ運勢ですが、ここを注意すれば問題は少なくなります。
二つのものを調和させる必要があるのも、まったく同様です。
その作業をすることで、今すぐすべてが解決するわけではなく、まだ完全には先が見えないというところに留まるかもしれません。
迷いや不安は多い月です。
が、天からの意志を受信するようにしましょう。
何事か、よき導きのためのサインが送られていると思います。
人を助け、人と共に歩む人は、このサインを受信しやすいでしょう。
家族やパートナーとの関係がカギとなりますので、直面する問題と無関係に見えて、そうした人たちを大事にすると答えが見えてきます。
♑〈山羊座〉
物事がうまく回らなくて卑屈になってしまうこともあるかもしれません。
しかし、最終的には晴れ間がのぞき、光が差し込んでくる。そんな10月です。
うまく行かないことがあっても、焦って行動しないことです。
様子を見ていたら、意外に解決することもあります。
もしですが、自分に謙虚さが足りていなかったと思うような部分があれば、それはそれでちゃんと反省して、未来の自分は変わるようにしましょう。
頑張ってきた人は、きっと月の後半には良き知らせがあります。
告白を受ける人もいるかもしれません。
天使が舞い降りてくる、そんな月です。
♒〈水瓶座〉
ほかの風のエレメントと同じように、危機やショックはあります（特に仕事で）。
しかし、水瓶座はその危機やショックを、事態の好転につなげていきやすい運勢があります。
リラックスしましょう。
そして天にゆだねましょう。
他力本願でもいいのです。じつはそれが事態をコントロールすることにつながります。
己を頼み、己で解決しようとすると、逆にうまく行かないこともあるでしょう。
仕事や学習では、未熟な部分が出てしまうかもしれません。
しかし、嘘さえつかなければOKです。正直でいましょう。
大きな転換はあるかもしれませんが、事態は次へ向けて動き始めます。
♓〈魚座〉
大事だと感じていた関係に危機や終わりがあるかもしれないのは、蠍座と全く同じです。
そのような事態が発生した場合は、なす術はありません。
ただ蠍座のようにじっと過ごすよりも、新しい時を見つめたほうがよさそうです。
新しい選択、新しい時間、新しい仕事。
そんなものがすぐに開かれてきます。
いつまでも執着しているよりも、未来へ目を向けましょう。
ポジティブ思考がかならず有効なわけではありませんが、この10月の魚座にはそのほうが良さそうです。
次の月の計画、あるいは来年の計画などを立て、自分なりの思い描いてみましょう。
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