ある日、ママがいなかった |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

このところ、書くべき記事がわんさかで、ちょっと前の話になってしまうのですが……


我が家の気高きお姫様、リブラ。

相も変わらず自分勝手な生活をしていて、私以外にはろくな愛想もないのですが。

「あんだよ、文句あるの?むかっ


先日、奥さんが会社の旅行で伊勢に出掛けた日がありました。
一泊二日。

奥さんは先日、実家のお祖母様が他界したばかりで、結局、お伊勢参りもできず、という悲しむべき旅行になってしまった。
(まあ、昨年、私と行ってはいるのですが)

リブラも私以外では、奥さんにはわりと愛想があり、いつも寝るときは奥さんの布団の上とか、寒い時は奥さんの布団の中に入ります。
(私の上にくるときもありますが、私が寝相が悪いからか、奥さんのほうが安全だと感じているようです。しかも、布団の中は基本、奥さんのところが一番いいみたいです)

旅行の第一日目の夜。
いつもなら帰ってくるはずの時刻に奥さんが帰ってこず……帰ってこず……帰ってこず。

「あ、あれれ? リブラ?」

なんと、こたつで横になって本を読んでいた、私の膝の上に上がってきたのです。

今まで(ほんの小っちゃいころを除き)一度も、膝の上で抱かれたことのない猫です。

寝ていても、夜の寝室以外で人の上に上がったことなどありません。

「ど、どーしたの?」
というショットがこれ。

ちょっとピンぼけですが。

膝の上のリブラ様(ちなみに体重が5㎏以上あるので、かなり我慢しましたが、最後は足がしびれてきて、ギブアップしました)。

めったにないことです。
奥さんに写メを送ったら、会社の同僚の女性たちは
「奥さんがいない間に、パパちゃんをわがものにしようとしているのよ!」
というご意見だったのですが。

どうも様子がおかしい。
この日は、私と眠りました。

次の日の夜。

やたらと鳴くのです。

腹がすいているわけでもない。
私に向かって甘えて、遊んでほしいとか、かまってほしい時に鳴くことはしますが、どうもニュアンスが違うのです。

どうも……

「ママが帰ってこない! 帰ってこない!」

と言っているような気がしていたら。

奥さん、帰ってきました。

ずどどどどどどどどど。
ずどどどどどどどどどぉ。

リブラがうれしいと走り回る癖がありますが、異常興奮。

やっぱ、うれしいんだ。

猫は猫なりに独特の勘みたいなものがあって、たとえば日中いないとかいう日は私にもあるのですが、そこらへんに鑑定に出掛けている日と、遠出をしているような日は、何となく感じるようです。

帰ってきたときの反応が違うことがあります。
(東京鑑定の時など、露骨でした)

もちろん、帰ってきてからは奥さんの布団で、主に眠っています。

やすらかに……



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