7月12日の新月図を読む |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

新月図はそこから次の新月までの全般的な運勢を表示していると言われます。

そこで、これから一ヶ月間の予測を立ててみたいと思います。

今回の新月図では特徴的なことが一つあります。

新月図ですから、当然、太陽と月は合になっています。が、日本の首都である東京を現地設定にした場合、この太陽と月がアセンダントとも合になるのです。
それも、0度以内の非常に厳しいコンジャンクション(合)です。

すべて蟹座の19度。

これは、ここひと月の間に日本が世界的に見た場合にでも、かなり注目を集める、あるいは特筆に値する出来事を経験する国となる可能性を感じさせます。

たとえばお隣の韓国などでも、こうはならない。

おそらくここまでアセンダントに対してシビアな合となるのは、世界で日本だけ。

なので、この蟹座19度というものを、非常に重視してみると、

「ベニスのゴンドラ乗りが、セレナーデを歌う」

というサビアンシンボルです。

これは昔から伝統的に存在するような役回りを演じるサビアンで、しかもそこから満足を得られるというものです。

太陽は常に政府、国家元首などの暗示ですから、今回の参院選挙後、民主党が勝とうか自民党が盛り返そうが、政府自体はとくに大きな変化はなく、自民党政治の時代からずっと続けてこられたような、「何も変わらない政治」を印象づける一ヶ月間になるのかも知れません(ずっと、という意味ではありません。これは一ヶ月の解読です)。

逆にいえば、この選挙後、民主党は当初掲げていた大きな改革、改変の進路を変更し、非常に現実路線に入っていくとも考えられます。

また国民全体も、政治の世界がどうなろうと、何も変わらない日常を演じ続けるのかも知れません。

太陽と月のコンディションはそう悪くなく、火星とセクスタイル。

全体的に活気づき、積極性が感じられます。

世の中全体として考えたら、これは良い傾向だろうと思います。


ただ、3ハウスに入っている火星と土星は、情報通信や流通、教育の分野でのプラスとマイナスの部分をそれぞれ表示しているように思えます。
文学や知的なジャンルでの、大きな成功と逆に衰亡する傾向の両面が見られるかも。

企業もNTTとかauとか、ソフトバンクとか、こういったジャンルの企業での明暗がはっきり分かれるかも。

この一ヶ月間で、日本国内で注目すべき土地があるとすれば、長崎、神戸、横浜といった港町?
アクシデント的な意味合いです。

さて、重傷なのは6ハウスにある冥王星で、土星、天王星・木星とTスクエアです。

ここは労働の部屋ですから、まず就労問題の危機的状況が背景にありそうです。
また職場環境の中で起きる事件。
また健康の部屋でもあるので、国民全体の健康を脅かしそうな症状、たとえば食中毒とかウイルス的なものが根本にある病気の流行など。
ペットや家禽(鶏など)も示す部屋なので、そういった動物に流行する病、事件なども考えられます。

8ハウスの海王星がややおとなしいのが救いです。

MC付近には木星・天王星が合であり、これはTスクエアの中ですから、与党にとってのショックと厳しい状況、また政府の改変と、一面幸運な要素もかいま見えます。

10ハウスの支配星、火星(与党)は太陽とセクスタイルで元気が良く、

4ハウスの支配星、金星(野党)は冥王星とトラインで、復活の兆し?

なかなか微妙な配置です。

要人や社会的ステータスのある人物の死なども報じられるかも知れません。

自動車業界の復調、好調。

技術面での躍進。

経済は不安定ですが、復調の傾向。

この新月前後には、地震などの自然災害に注意しなければなりません。


といった新月図の解読。

注意すべき点を重点的に取り上げたので、どうしても警告的なものになりがちなのですが、良い面も多々ありそうです。

悲惨な事件や災害のない月であってほしいです。


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