台湾とバヌアツの地震、そしてチリ沿岸部大地震の解読 |  ZEPHYR

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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

<3月の占星術予測>は、2月のそれに比べ、やや検証に時間を割けなかった部分があります。
セッションの準備やら、自分自身の生活の変化やら、なにかと月末にばたばたしてしまったもので。
2月はかなり高精度に的中させていたのですが、3月は今後修正を加えてゆく可能性があります。
ご了承下さい。

とはいえ、4日前後の地震誘発天体ハードアスペクトに関しては、かなり的を射ていたようです。
昨日、台湾とバヌアツでそれぞれM6.4の地震が発生しています。
台湾では負傷者や家屋の被害なども報告されています。

このところチリでもずっと余震と思われる地震が続いていて、時にはM6を超える場合もあります。
チリの地震では地球の地形が変化し、自転速度がほんのわずかに速まったとか?
すさまじいものですね。

進めていた論考、「地震占星学の基礎理論」に組み込む形で、以下の記事を書こうと思います。
この点については、理論的にどうだったのか?
お知りになりたい方もいらっしゃるでしょう。

<「地震占星学の基礎理論」に関する告示>の内容をご理解の上、以下の記事はお読み下さい。

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チリ沿岸部大地震のチャートです。
空の頂上付近に土星があります。
土星は冥王星とハードアスペクトをこのところ形成しています。しかし、この日に限ったことではないので、これだけが原因というわけではありません。
しかし、背景には冥王星の破壊的なエネルギーがあると考えて良いでしょう。

この冥王星・土星のスクエアに、地震誘発天体であるジュノーが刺激を与えているのが、この2月の月末だった。
これが主因と考えて良いでしょう。
この日、ジュノーは誤差なしで土星にクインカンクス。

なにかと顔を出すジュノー。
やはりここでも引き金を引いていました。

引き金となったものは他にもあり、複合的な要素が絡み合っています。
たとえば土星とジュノーは、ほかにリリスとヨッド。
土星・火星・リリスの組み合わせでもヨッド。
冥王星・火星・リリスでもヨッド。
動きの速いリリスが重要な役割を、このチャートの中で果たしていることが分かります。

あまりに速いがゆえに、この2月の最重要ポイントがこの日前後であったことを、完全に見抜けなかったのが痛恨です(もちろん警告日ではあったのですが)。
しかし、ジュノーの動きだけでも予知できたはず。
もう少し経験値を積まなければなりませんね。

上記のヨッドについては、許容角の幅をどれくらい取るかで、ヨッドの成立不成立の意見は分かれるところだと思いますが、ことヨッドというアスペクトに関しては、特別扱いすべきではないかという気がしています。
普通よりも許容角を広めに見ても良い。
また星座の区分にまたがっていても有効。

今のところの判断です。
こう考えないと、なかなかうまく説明できない部分があると思います。

今後も精進を続けてゆきますので、ご支援のほどよろしくお願い致します。
また「地震占星学の基礎理論」については、ある程度まとめたところで出版社に提案する予定でおります。世に発表するだけの価値がある理論だと確信しております。

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