なんというのか、神秘的な夜だった。
私は自分では人に言ってきながら、すっかり忘れて妻子と共に「ガンダムＳＥＥＤ・ＤＥＳＴＩＮＹ」のＤＶＤを見ていた。
すると、昨日会って占いをしたＩさんからメールが。
「ちょうど消えかかっているところが見える」と。
慌てて妻子と共に外へ。
薄い雲の隙間に、今まさに消えようとしている月が！
それからしばらく完全に姿を隠した月が、再び満月に戻るまでの間、蚊に刺されながら眺めていた。
月蝕や日蝕は占星術上にも意味がある。
この月蝕時のホロスコープは、ここしばらくの動静を左右するかもしれない。
そう言えば、この月蝕のあった昨日の夕方、私はまた空の雲に光が散乱して出来るタイプの虹を見た。
ちょっとした悩みがあったので、それに関して執った措置が適切だったと確信した。
やはり物事は小さなことに目をやるばかりではいけない。
必要なときに大局的な見地で考えなければ。
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