時代を超えた叫び:スコーピオンズ「Virgin Killer」のレガシー
1976年10月9日...48年も前になってしまいましたか!その日に出た衝撃的なアルバムがこれでした。スコーピオンズの4作目Virgin Killer、邦題「狂熱の蠍団」です。発禁ジャケットの上1/4収録曲は、1.Pictured Life,2.Catch Your Train,3.In Your Park,4.Backstage Queen,5.Virgin Killer,6.Hell Cat,7.Crying Days,8.Polar Nights,9.Yellow Ravenメンバーは、Klaus Meine (Vocals)、Rudolf Schenker (Guitars)、Uli Jon Roth (Guitars)、Rudy Lenners (Drums)、Francis Buchholz (Bass)です。 このアルバムは、この発禁ジャケットを載せるか輸入盤仕様の両面裏写真ジャケットにするか迷ったのですが、70年代を過ごした人たちには、輸入盤仕様のジャケは違和感ありまくりなんですよね。javascriptが使えれば画像を切り替えたりできるのですが、Amebaはそういう仕様ではないので、やむなく、顔だけタイトルに入れることにしました。このアルバムに限ったことではないのですが、初期のスコーピオンズのアルバムはジャケットが問題視されがちでしたね。 そんな中、彼らの最高傑作アルバムは、誰が何と言おうと、このヴァージン・キラーでキマリです。70年代のハードロックアルバムを3選に入るかも・・・って選ぶのは私なんですけどね^^; 「狂熱の蠍団」という蠍団尽くしの連続邦題はまだまだ先のアルバムまで続きます。できれば、ヒューマニティ・アワーあたりも往年の蠍団ファンとしては何とかの蠍団で統一して欲しかったような気がします。発禁ジャケットの裏側 さて収録曲ですが、これは、完璧に典型的な70年代中期のハードロックです。前作のクラウスマイネさんのボーカルとバックバンドのような微妙なバランスの演歌的爺メタ臭さは後退し、バンド全体の音のバランスがよりロック的に収斂されています。 ジミヘン・フリークのウリさんのファンキーさがバンドに十分に溶け込んだってことなんでしょうかね。 実は、個人的には、このアルバムが初スコピ体験でした。収録時間の都合か最初の2曲をカットしてIn Your ParkからYellow Ravenまでを流したFM放送がありまして、それを日立パディスコ(>6ウエイマイクとかが付いていた、ラジカセブーム真っ只中のキワモノ)でエアチェック(>もう死語かなぁ)しましてテープで聴きまくりました。このためか、In Your Parkを聴くとすごく懐かしいんですよ~。 その後、いい音で聴きたくてLPを買いに行ったのですが、流石にこのジャケットをレジに出すのはガキのころなので勇気要りましたね~。 ヘルキャットからのサイドBを特に聴きまくりました。ウリさんのヘタウマなヴォーカルがロックしてて意外と好きなんですよ。なので、ファンキーなヘルキャットとウリさん独り舞台のポーラー・ナイトは外せません。 それから、クライング・デイズ。この曲は強力ですね。べた~っと貼りつく様に粘りっこい泣きのギターと哀愁たっぷりのボーカルライン。短い曲ながら起承転結のしっかりした展開で、最後にyou and meのところでバッキングがアルペジオになるあたりがツボです! 終曲イエロー・レイヴンなんかは、波の音で始まるイントロを聴いた瞬間にパッと情景が目の前に広がるような視覚的な曲ですよね~。泣けます!よかったら、こちらも覗いてみてください!Scorpions名盤4選:Ulrich Roth時代に刻まれた哀愁と激情のハードロック|店長のりちゃんはじめに 1970年代中盤、ドイツのロックバンドScorpionsは、クラシカルで情熱的なエネルギーを併せ持つギタリスト、Ulrich Rothを迎え入れることで、その音楽性を飛躍的に深化させました。彼が在籍したわずか数年の間に、バンドは幻想性と攻撃性を両立させたハードロックの名盤を連発し、後の世界的成功への礎を築き上げます。今回は、Ulrich Roth…note.comドイツが生んだハードロックの原点:Scorpions『Lonesome Crow』徹底解説|店長のりちゃん1. はじめに テイチク盤 ハードロック/ヘヴィメタルの黎明期を語る上で欠かせない存在、Scorpions(スコーピオンズ)。その記念すべきデビュー・アルバムが、1972年にリリースされた『Lonesome Crow』です。本作は、後に世界的成功を収めるバンドの原点を知る上で極めて重要な作品であり、当時のドイツ・ロックシーンにも大きな影響を与えました。 2…note.comScorpions『Fly to the Rainbow』徹底解説:芸術とロックの融合、転機となった2ndアルバム|店長のりちゃん1. はじめに 1974年、スコーピオンズ(Scorpions)はセカンドアルバム『Fly to the Rainbow』を発表しました。この作品は、ギタリストUlrich Roth(ウルリッヒ・ロート)が初参加し、サウンドと楽曲構成が劇的に進化した一作です。ブルースやハードロックを基盤に、プログレッシブでサイケデリックな要素を織り交ぜ、単なる通過点ではな…note.comScorpions『In Trance』徹底解説:ハードロックの転換点となった名盤を紐解く|店長のりちゃん1. はじめに 1975年にリリースされたScorpionsの3作目『In Trance』は、ドイツのハードロックバンドとして世界に名を轟かせる彼らのキャリアにおける決定的な一歩です。それまでのサイケデリックな色合いを脱ぎ捨て、力強いギターリフと哀愁漂うメロディが融合したハードロックのスタイルを確立しました。このアルバムは、バンドの音楽的進化を象徴するだけ…note.comScorpions『Virgin Killer』徹底解説|問題の衝撃的なジャケットと対峙する哲学的なメタファーの真実を詳説する!|店長のりちゃんウリさんが来日しますね。スカイギターを抱えてすっかりギター仙人になり果ててしまわれましたが、70年代にストラトを抱えてジミヘン・フリークだったころの演奏はヤバいくらい鮮やかでした。ということで、本日は、これ。FMからラジカセで録音して、一番最初にハマったこのスコピのアルバムです! なんと、この記事は「18禁」指定されてしまいました。 そこで、誤解しているn…note.com#スコーピオンズ #VirginKiller #狂熱の蠍団 #1976年アルバム #ハードロック #70年代音楽 #アルバムレビュー #ジャケット論争 #禁止されたアート #ロックミュージック #スコーピオンズ歴史 #クラウスマイネ #ウリジョンロート #ライブレガシー #名盤解説 #収録曲解析 #ヘルキャット #ポーラーナイツ #クライングデイズ #イエローレイヴン#音楽 #洋楽 #音楽レビュー #アルバムレビュー ★にほんブログ村に参加しています!