懐かしい オーム斉唱。それはW.S.の冒頭に行われました
ただの唱和だと思ったのでしたが 周りは人たちは天使に羽が生えたかのように天界へ登るかの如く  自分はと云うと堕天使のように泥んでいきました 突然の大層な比喩になってしまいましたが(笑)
頭の中を文章で整えていきたい

女性率高め皆さんは高音で綺麗でいて賛美歌の様なアッパー感のある「オーム」。はじめは それらに合わせていたが ふと 違和感を感じはじめ そこから 続けて行くうちに その違和感は悩みになり さらに 拒否に近い身体の無理をかんじた

男性だから高音がキツイとかではなく アッパー感の方にキツさを感じた 実際音痴には酷ですがグレゴリー聖歌のように低音で軽やかな伸びを試そうにも音が息が失速する

ただ一人 低音のダウン感の「オーム」でもそれは今の自分の身体の無理のない音 稽古場の斉唱の中でその響きは 調和は取れなく明らかにやりづらそうな人もいる感じがして初見者として申し訳なく 肩身が狭くなったが
声が喉から落ち食道が縦笛のように震え横隔膜で蓋をした腹腔を 微かにオームが揺らしていた。まるで  緊張で癒着したような横隔膜の硬さをとろうしている感じがした そのささいな事も振り返ると 内部へと落ちていく準備だった様な気がする 此の後興たスローの稽古への前段として看取り稽古も含め一連が繋がっていた気がした

看取りについてはまた次回