今日8月15日(土)鎌倉円覚寺のお盆坐禅会に参加しました。これはオンラインで行われ指導はなんと臨済宗円覚寺派管長の横田南嶺老師にして頂いたんですよ。ありがたいことです。

 

普通一般人向けの坐禅の指導は若手の和尚さんがされることが多いそうで、管長自らされることは稀なことだそうです。ラッキーでした。

 

管長は一般の人が持つ坐禅への印象は最初の指導で決まるのでとても重要だとのお考えのようです。

 

「今回はお盆ということもあり坐禅するという功徳をご先祖へご回向するという意味がある」とのご説明がありました。自分だけのためにするのではないんですね。

 

そのあと、坐禅の座り方、呼吸の仕方、意識の持っていき方などの指導がありつつ約20分(1柱)の坐禅を行ったんです。

 

坐禅の呼吸では「吐く息の最後で背中を押すように丁寧に吐き終わると良い」とのご説明がありました。これは、別の老師から「吐く息の最後は少し止めると良い」との指導とも通ずるものがあるなと思ったものです。

 

最後に3巻のお経をあげました。般若心経、延命十句観音経、延命十句観音経和讃です。3巻とも尊いものですが、最後の延命十句観音経和賛が現代語で書かれていてもっともわかり易く心に響くものでありました。