二つ違いの御兄さんがいて、
勉強がよく出来たから、
御兄さんが都会の中学校に行くと決まった時も、
御兄さんならそうだよねと思ったのだ・・・。
2年後になって、
お前も都会の中学校に行くかと聞かれた時は、
本当!!と思わず声が出てしまったのだ・・・。
それでお父さんが、
そうか行くかと言うから、
うんと言ったのだ・・・。
因みに御兄さんの成績はトップで、
私は中頃だったのだ・・・。
都会の中学校でも、
御兄さんはトップだし、
私は 100番ぐらいだったのだ・・・。
小学校の時から、
ずっと好きだったから、
軟式テニス部に入ったのだ・・・。
一年生と上級生の練習場所が違っていたから、
よく分からなかったが、
御兄さんも入っていたのだ・・・。
終に一緒に
練習する機会はなかったのだ・・・。
しかし、
御兄さんがいると、
何だか心強かったのだ・・・。
ビー玉の取り合いでは、
私がいつも負けて、
べそをかいていたのだ・・・。
それを御兄さんが
全部取り返してくれたのだ・・・。
高校になってからは、
御兄さんは馬術に夢中になって、
私は硬式テニスに夢中になったのだ・・・。
御兄さんは国体にも行ったのだ、
私も全日本ジュニアに行ったのだ・・・。
ここまでは、
親も好きなことをさせてくれたのだ・・・。
御兄さんの後を
追っていけばよかったのだ・・・。
それが大学からは、
勉強一筋に一変してしまったのだ・・・・・・・。
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