職場で倒れて、
入院して検査すると、
全身が腫瘍だらけだったのだ・・・。
取りあえず、
ガンマーナイフで、
頭部の腫瘍を潰したのだ・・・。
これで余命10日のところが、
数ヶ月先送りになったのだ・・・。
もうこの段階では、
これが精一杯だったのだ・・・。
病院と自宅を行き来したのは、
本人が希望したからなのだ・・・。
しかし、
引きつけを起こしては、
救急車で運ばれて、
介護する母親が 80才では、
もう限界が来ていたのだ・・・。
自宅療養なしの、
緩和ケアーに突入したのだ・・・。
そして食べられなくなったと、
20日ほど前に母親が報告して来たのだ・・・。
面会して見ると、
痩せて見る影もなかったのだ・・・。
しかし、
笑顔が出ていたのだ・・・。
それから1週間ほどなのだ、
母親が病院から来てくれと
連絡が来たと言って来たのだ・・・。
病院に駆けつけたら、
ベッドで冷たくなっていて、
看護師さんが、
状況を説明するのだ・・・。
母親が一通り話を聴いて、
気持ちが静まるのを待ったのだ・・・。
母親が死に衣裳をとりに帰り、
私は寝台車を手配したのだ・・・。
そして、
隣保の組長に連絡したのだ・・・。
父親の時も、
兄の時も、
母親の時も、
同じ様な手順だったのだ・・・。
子供が役場に死亡届を出しにいって、
埋葬許可を貰って来てから、
斎場の手配に向かったのだ・・・。
一方で、
葬儀会場を手配して、
会葬お礼ハガキの手配なのだ・・・。
僧侶の都合で、
通夜葬儀が 1日ずれたのだ・・・。
だから、
明日の一日が空白なのだ・・・。
吾が息子達に連絡して、
親戚にも知らせたのだ・・・。
明日は、
生花の手配と、
飾り物の割り振りぐらいなのだ・・・。
葬儀が終われば、
四十九日のお参りが始まるのだ・・・。
これまで、
先達をしていた当人が
なくなったからは、
その子供達が先達の番なのだ・・・。
しばらくは
夜の寄り合いが難しいのだ・・・。
何時から
お参りをするかなのだ・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・