人類のすべてには、
佛になれる素養があるのだ・・・。
そして、
人間の身体には、
真の佛になるように、
試練を与える装置が
仕組まれているのだ。
ぼやぼやしていると、
真の佛になる道から外れて、
この世を放ろうしてしまうのだ・・・。
装置と言うのは、誘惑なのだ・・・。
「誘惑」と言うのは、
「隙」があるから誘導されるのだ・・・。
「隙」というのは、
「注意を怠っている」ことなのだ・・・。
言って見れば、
注意深くしないことが、危険なのだ。
自分を励まさないことが、怠慢なのだ。
自分を知らないことが、惑いなのだ。
自分で修養しないことが、病なのだ。
自分で謙虚にしないことが、自惚れなのだ。
自分で覚えないことが、危ういのだ。
自分で努力しないことが、失敗なのだ。
これらに該当すると、誘惑されるのだ・・・。
総じて言えば、
「自分で注意深くすることを怠るのだ」
今の人類は、
それが極めつきの状態なのだ。
その極めつきの状態の中で、
誘導されないように頑張っていると、
真の佛に近いのだ・・・。
素養は同じでも、
天と地ほどの差なのだ・・・。
どちらを
進むべきかなのだ・・・。
待ったのない日常生活なのだ・・・。
その一瞬、
その一瞬が修養の一瞬なのだ・・・・・・・。
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