こんにちは!

 

薬に頼らず自然治癒の力だけで

34歳まで悩まされた喘息を克服したトレーニング法

ナチュラル・リトリート・メディスン家元の阿久津です(*^-^*)

 

 

 

今回は、

喘息克服ストーリーの3話目、

「深夜2時の駆け込み寺」をお届けいたします。

 

 

 

 

 

 

 

「お父さん…お母さん…ねえ、起きて…苦しい…」

 

 

 

 

家族が寝静まった深夜2時頃、

僕の喘息発作はひどくなることが多かったです。

 

 

ゼーゼーいいながら、横になることもできず

喘息発作の苦しさに耐えていると、孤独を感じることもあります。

 

スースーと、隣で気持ち良さげに寝ている家族を見ると

家族のことや、こんな身体に生まれた自分のことが

恨めしく思うこともありました。

 

 

寝ている父や母を起こすことは

正直、決意と勇気が必要でした。

 

 

疲れて寝ているのに、

父は明日も仕事があるのに

起こしてもいいのかな?

 

遠慮がちな僕は、迷っていました。

 

 

早く、朝にならないかな…

 

そうして耐えようとしても、

喘息発作の苦しさに耐えきれない時は

仕方がないから、父や母を起こす他にありませんでした。



呼吸もまともにできない、

息も切れ切れのかすれた弱々しい声で

救いを求めるように、父や母の肩をゆすりながら。


「お父さん…お母さん…ねえ、起きて…苦しい…」 




 

そんな時、

両親はちゃんと起きてくれました。

 

「なんで、こんな時間に寝ている時に起こすんだよ」とか

文句を言われたことは、一度もありませんでした。

 

 

 

病院は、僕にとっての駆け込み寺でした。

 

喘息という病気が苦しくて、耐えられない時でも

病院に行って、吸入や点滴をしてもらえば

症状を軽くすることができました。

 

 

平日は、母にタクシーに乗せてもらっていつもの病院に

休日は、いつもの病院よりも少し遠い緊急病院に

夜中でも、治療してもらえる夜間病院まで。

 

通院したり、入院したり

数えきれないくらい何度も、沢山のお世話になって

苦しさを救ってくれた病院には、本当に感謝しております。

 

 

 

当時は、まだ子供でしたし

自然治癒力というものがあるなんて、全然知りませんでしたから

いつもいつも、薬に頼ってばかりでした。

 

入院中のベッドで、来る日も来る日も腕に点滴をうつ身で

「なんだかこれって、根本からの改善ではないような気がする…」

病室の天井を見つめながら、ぼんやりと思うこともありました。

 

 

それが今、

薬に頼らずに、自然治癒力を活かして

喘息を克服できるようになるとは、

あの頃には、夢にも想像できませんでした。