こんにちは!

 

薬に頼らず自然治癒の力だけで

34歳まで悩まされた喘息を克服したトレーニング法

ナチュラル・リトリート・メディスン家元の阿久津です(*^-^*)

 

 

 

今回は、

喘息克服ストーリーの2話目、

「僕ね、ずっと、寂しかったんだ」をお届けいたします。

 

 

 

 

 

僕がまだ5歳くらいの頃のことです。

 

 

ある穏やかな休日の午後、

僕らは、家族そろって家で団らんの時を過ごしておりました。

 

木の葉が赤く染まりだし、木枯らしが町に吹いてくる

季節は多分、秋だったように思えます。

 

甘えた盛りの僕は、

平日の昼間は家にいない、新聞を読んでいる父の背中に

寄り添いながら、こんなことを言いました。

 

「ねえ、お父さん、どうして○○は○○なの?」

 

 

細かな内容はよく覚えていないのですが

子供心に湧いてきた、素朴な疑問を

父に投げかけたのです。

 

きっと、「なるほどなぁ~」って

納得するような答えを期待しながら。

 

 

 

すると、父のリアクションはというと…

 

「んんん…」

 

 

僕の質問を受け取ってくれたのか

それとも、受け取ってくれなかったのか

なんとも煮え切らない返事でした。

 

 

 

何でもない、

どの家族の日常にも見られる

よくあるささいな光景でしょう。

 

 

でも、

そんなささいな出来事に

僕は、傷ついたとういうことを

きっと、家族の誰も気づかなかったはずです。

 

 

 

父にとっては、

到底わからないこと

考えもしなかったこと

父の人生には関係がないことだったのでしょう。

 

 

そこまで傷つかなくてもいいことなのに

なぜ僕はそこまで傷ついてしまったのか?

 

 

それは「寂しさ」を感じたからなのかもしれません。

 

 

 

疑問や質問に答えてもらえなかった

たった一度の出来事でしたが

子供ながらに学習したのでしょう。

 

わからないことを聞いても、答えてもらえないんだって。

 

 

そこで生み出された感情は、

繋がりが絶たれたかのような、疎外感や分離感

傷つかないために、自分を抑えるという抑圧感

大人や社会に対する不信感でした。 

 

 

もっと、僕のことを見て欲しいのに

心と心でコミュニケーションをとりたいのに

本当の僕を知って、愛して欲しいのに。

 

 

人一倍に、

好奇心や探求心が旺盛な僕は

疑問に思ったことを質問できないこと

言いたくても言えないことは

辛いことでしたし、寂しいことでした。

 

 

 

しかし、

父は父の、母は母の愛し方で育ててくれたこと

今ではよく理解できますし、感謝しております。

 

 

 

ほんのささいな日常の一コマ

どこにでもあるような小さな一場面ですが

僕の人格形成や、喘息という病気が発生した

大きな要因でもあります。

 

喘息の原因は、

環境や体質など様々なことも指摘されておりますが

心や感情などの精神面の影響も大きいのです。

 

 

僕の心の根本にあった

寂しさという感情、満たされない気持ち。

 

 

心をしっかりとケアすることで

喘息も好転していき、克服することができました。

 

 

 

どのような方法で心のケアをして、

喘息を克服していったのか?

 

そのことも、少しずつお伝えしていこうと思います。

 

 

 

今は、喘息などの病気で辛い思いをされている方の

希望になることを願って・・・