「勝義」とは、仏教で使われる言葉で、

私たちの周りの世界の真実を説明します。


Tattha vuttābhidhammatthā catudhā paramatthato, cittaṃ cetasikaṃ rūpaṃ, nibbānaṃ iti sabbathā.

 

この真実には、

  1. 心(Citta): 知覚や意識の流れ。
  2. 心所(Cetasika): 心に伴う様々な心的要素や感情。
  3. 色(Rūpa): 物理的な現象や形体。
  4. 涅槃(Nibbāna): 苦からの解放を意味し、終わりのない平和の状態。

の4つがあります。

精神と物質は、すべて変わりゆくもの、

永遠に存在するものではありません。

この真実を理解するためには、私たちは瞑想を通じて心を静め、

自分の内面を深く観察する必要があります。

 

これにより、心が作り出す錯覚を超えて、

物事の本当の姿を見ることができるようになります。

 

簡単に言うと、私たちが普段見ている世界は、

常に変化していて、私たちの心が作り出すものに過ぎません。

 

その真実を知ることが、平和への道・涅槃です!

実は、これが仏教!