24/6/07

 

昨年の5月に膀胱全摘手術を受けてちょうど一年がすぎて定期健診を受けるために東京へ。癌の再発は治療後3年以内に起こることが多く、5年を経過すれば再発率は下がると言われています。そのため今日はCTの画像検査をすることになっており朝食抜きで上京です。

 

いつものように品川駅の通勤ラッシュを耐えて10時すぎに病院に到着です。

久しぶりの病院ということもあり、もう手術から一年経つのか、早いものだな。

入院時のどん底の記憶がよみがえり、いま元気にいられることにいつも当たり前だと思っているけど本当に感謝しなければ。

 

まずは採血と採尿の列に並びストーマー外来でチェック交換をしてもらう。

一年たつが特にストーマの大きさにも変化なく良好とのこと。

その後はCTを撮りしばらくしてから今日は時間通りに主治医の問診に呼ばれる。

 

最近体調も良好で特に問題はないと思うが、やっぱり再発のことを考えるとこの瞬間は緊張する。

先生からは「う~ん、ちょっと肝臓の数値が悪いな、ビリルビンとGTPが高いね」

「え、そこですか?」確かに最近、仕事のストレスもありちょっと酒量が増えている。でも、もともとビリルビンは毎回健康診断でもひっかかり体質的なことじゃないかと伝える。

 

先生は画像を見ながら「これを見る限り多分大丈夫だと思うけど、まだ詳しいデータレポートが来てないんだよね。」

最近、検査技師も人手不足で検査が追い付かないとのことで「もし何かあれば後日連絡するからね。」

先生は過去の資料を見ながら、「もう一年か。確かに憩室があったのは気になるけど、大きく外に癌が飛び出していたわけではないから大丈夫だと思うよ」

 

こちらは朝からとても緊張して検査結果を聞きにきたのに、この日にはっきりとした結果がわからず。すっきりとした気分で乾杯をしたかったけど何か複雑な気分だった。