2023/12/8

 

今日はジョンの命日だね。

僕は今日からいよいよパーキンソン病の本格的な治療がはじまる。

まず朝、点滴のポートを確保するために看護師さんに針をいれてもらう。

いつも血管が浮き出やすい体質なので苦労をしたことはないんだけど

今回はなかなか入らず左右でぐりぐり3回刺されてやっと確保。

我慢はするが正直気分はあまりよくないよね。

 

だいぶ遅れて10時過ぎに処置室によばれる。

パーキンソン病を判別するドパストンテストという今回メインの検査を行うのだが、

まず簡単な体の動きや歩行を確認し、その後10分ぐらい薬剤を点滴して薬が効いた後

もう一度先ほどと同じ確認をして体の動きの変化をみていくというテストでパーキンソン病診断では基本的な検査だそうだ。

 

点滴をおとしながら「吐きそうだったらこれを使ってね」と担当の先生にビニール袋を渡される。

そしてパーキンソン病の基本的なことやこのテストについて先生と会話をしばらくの間していた。  多分5分ぐらたったころかな。 

 

何だかしだいに気分が悪いなと感じてきてそのうちに冷や汗が大量にでてきて気持ち悪さもマックス吐くかな...... 覚えているのはここまでで、

  「大丈夫ですか、どうしました? 〇〇さん!」と

私を何度も呼ぶ先生の声で目をさましたが、最初はどこにいて何をしているのか

わからず、しばらくして意識を失ったという状況を理解した。

 

何人かの先生や看護師さんが集まってきて血圧を測ると70/50しかない.....

どうやら低血圧で気を失ったみたいだった。

先生によると気持ち悪くなる人は結構いるけどこの検査で意識を失った人は初めてということだった。

昨日の起立性自律神経の検査でも血圧は問題なかったのに。

 

低血圧による悪寒と震えがあったけどせっかく薬を入れたのだからと

点滴後の検査をつづけることになった。

先生は関節の動き等がスムーズになったと言っているが、そうかな~

自分ではあまり変化は感じない。

 

今まで低血圧ではないし意識を失ったことも無いのでとっても驚いたけどどうやら

このテストでパーキンソン病は確定らしい。

今晩からイーシードパールというレボドパ成分の薬を1錠ずつ朝晩食後に服用することに。また副作用で気持ち悪くならないか心配もあるのだが。

 

この日はこの後これ以外言語療法、認知機能検査、理学療法士さんのリハビリと盛りだくさでした。