たまたま夫が日本のホンダ本社の会議に出席することとなり会社のHONDA JETに同乗させてもらえることとなり娘たちはメイドのジェニファーに任せてきた。
昨日は久しぶりに会った母にアメリカへの移住を説得した。
現在住んでいるノースカロライナ州グリーンズボロ市は人口23万ほどで沼津市より少し大きい。
日本と同じで四季があり、とても過ごしやすい土地なので母の老後は一緒に暮らしたかった。
家にはゲストルームも4部屋ありその中の1室を母用にすればよかった。ゲストルームの各部屋にはバストイレがついているので快適に過ごせる。
私が帰ってくるというので姉も兄たちも集まり昨日は久しぶりに語らいあった。
結局、兄姉の中で私だけが大成功を収めているのでみんなも母の移住に賛成だった。
とりあえず、今回の同窓会が終わっての帰りには一緒に母を連れていくこととなった。
夫は会議も終わり3日前にアメリカに戻っているので母とは民間の飛行機会社のデルタ航空のビジネスクラスで帰ることとした。
御殿場館に集合30分前について早かったかなと思いつつ受付に行くと、中学と高校が一緒だった佐藤僚真と加藤朱音ちゃんだった。
僚真は私の顔を見て目も見開いて「かわいい・・・」と言ったとたん隣の朱音ちゃんが僚真に往復ビンタ。
「まったく浮気性なんだから」 「コト久しぶり。連絡しなかったけど私たち15年前にできちゃった結婚してるんだ」
たしか僚真は高校卒業後沼津の大原専門学校に行っていたのまでは知っていた。
まさか朱音と一緒になるとはびっくりだった。
「実はケンちゃんって覚えてる? 私はケンちゃんと付き合っていて振られちゃって、僚真が慰めてくれるって一緒に飲みに行って勢いで・・・で授かり婚。酔っていてよく覚えていないんだけど。たった一回で人生落ち目だよ」
ちょっと唖然としていたが夫婦喧嘩はまだやっていたので退散。
名札のあるテーブルについてだれか来るのかを入り口を見ながらスマホで娘たちからのメールを見ていた。
(続く)