オヤジ探偵の独り言~山口県宇部市にて探偵社全力を率いる私が送る何気ないエピソード~

オヤジ探偵の独り言~山口県宇部市にて探偵社全力を率いる私が送る何気ないエピソード~

★調査エリア★
山口県防府市・宇部市・山陽小野田市・山口市・周南市・下松市・光市・柳井市・美祢市・長門市・萩市・下関市・岩国市など全国対応可能
★調査項目★
素行調査・浮気調査・行方調査・ストーカー調査・嫌がらせ調査・ご結婚調査など




お陰様で祝創業10周年


山口県最安値を目指す



探偵社 全 力




 ホームページ


http://www.zenryoku4155.com/


 にて料金等もご確認下さい






所在地 山口県宇部市中山


     1139番地14


電  話  : 0836-31-7800








他社同様、着手金制導入開始


調査中の多額な経費発生のため


ご協力の程お願い致します




完全ご予約制にご協力下さい


非常に多忙の為、ご協力の程


宜しくお願い致します




10周年記念キャンペーン実施


特別料金にて大幅値下げ中




時間無制限特割プラン始動


調査時間8時間超えの案件


圧倒的にお得な時間無制限の


特割プランを適用致します




ご紹介キャンペーンも実施中


ご成約時に紹介者様へ1万円


お振込み致します






探偵社全力の生命線でもある、


超絶霊能者の先生があらゆる


真実を白日の下へ


霊視:一件当たり  5,000円


除霊:一件当たり 20,000円





美 乃 莉 先生


み  の   り





山口県防府市華城中央1丁目


4番30号


美容室ヘアステイションみのり





専用電話 : 090-1685-7902













皆さん、こんばんは。


雨も上がり、気温も上昇傾向にある、私の住む山口県宇部市ですが、皆さんのお住まいでは3年振りに海開きが始まっているのではないでしょうか?


ところで、今回も行方調査シリーズ オヤジ探偵物語 〜ママに会いたい〜 最終回となる第四話を掲載させて頂こうと思います。


★オヤジ探偵物語 〜ママに会いたい〜 ★


最終回 第四話「人の温もり」


前回のあらすじ


今回の依頼者である「日村 さつき」さんのお母様、「田代 華」さんが高校卒業後に就職したという、U市にある「T商事」を訪れた、私とさつきさんは亡きお父様の直属の上司に当たる「冴島部長」との面会の中で、さつきさんのお母様が未だに経理部で勤務しているのではないかと気付く。


経理部にて私達の対応をして頂いた30代後半の女性が首から下げる社員証に印字されている氏名が「熊谷 華」となっており、もしこの女性がお母様の「田代 華」さんであるならば、現在は再婚されているという事になる。


また、当の「熊谷 華」さんはさつきさんのお母様とは無関係であるという、頑なまでの強気な姿勢を一向に崩す気はなかった。


そして、同僚の目があり、社内では決して態度を軟化しないであろうと判断した私は「熊谷 華」さんの会社帰りを尾行し、彼女が乗り込む新車らしき白色のトヨタ ボクシーの車両登録フルナンバーを確認する事に成功するのであった…。


「さつきさん、お待ちかねのお母様の現住所へ着きましたよ。」


と、澄ました顔の私。


「えっ、さっき車の追跡に失敗したはずなのに、どうしてママの家が分かったの?」


と、目をパチクリさせる、さつきさん。


「不要なトラブルに巻き込まれる可能性がありますので、さつきさんは私が何をしたのか知らない方が良いですよ。


それより、ご本人が認めていないので、本物のお母様とは断定出来ませんが、色々な方々のご助力のお陰もあり、ようやくここまで来れましたので、余り遅くならない内に直接訪問してみましょう。


これもきっと何かのご縁ですよ。」


と、余りの急展開に、少々戸惑い気味のさつきさんの背中を優しくそっと押してあげる私。


「…分かった!


せっかくここまで辿り着いたんだから、後悔しないように私、最後までやり切るよ!」


と、表札が「熊谷」となっている事を確認したさつきさんは少し震える指先でインターホンのボタンを押す。


「はぁ〜い、どちら様?」


と、先程「T商事」経理部の受付けにて私達の対応をして下さったお母様らしき女性の「熊谷 華」さんが玄関ドアをすぐに開けてくれる。


「あ、あなた達、さっき会社へ訪ねて来た人達ね!


どうしてここが分かったの?


そうか、冴島部長が勝手に教えたのね!


絶対に許さないんだから、社長に言い付けてやる!


あなた達は一体何なんですか?


私をストーカーのように付け回して!


警察を呼びますからね!」


と、完全に冷静さを失い、叫ぶように大きな声を張り上げ、携帯電話で110番通報をしようとする「熊谷 華」さん。


「待って、ママ!


少しでも良いから、私の話を聞いて、お願い…。」


と、大粒の涙を浮かべ、今にも泣き出しそうになる、さつきさん。


「ママ?


ママですって…。


もしかしてあなた、さつきなの?」


と、警察への通話ボタンから指を離し、さつきさんをじっと見つめる「熊谷 華」さん…。


「ママなんだよね…。


私、ママがいなくて、ずっと淋しかったの…。


でも、やっとママの顔が見れたから、もう大丈夫だよ。


それと、同じ会社にいるから、もう知っていると思うんだけど、パパが数日前に病気で亡くなってしまったの…。


ただそれだけを伝えに来たんだ…。


嫌な想いをさせてごめんね…。


もう二度とママの前には現れないから、心配しないで…。


でも会ってくれて、ありがとう…。


本当に嬉しかった…。


それじゃ、ママも元気でね。」


と、涙で濡れた顔に懸命に笑顔を繕う、さつきさんは熊谷さん宅を後にしようと背を向ける。


「待って、さつき!


これだけは言わせて!


私は好き好んで、あなたに今まで会わなかったんじゃないの…。


当時からパパの体調が日増しに悪くなっていて、このままだといつ亡くなってもおかしくない状態だったの…。


そこで、最悪の状態を想定したパパがこれ以上ママを巻き込みたくないから、すぐにでも離婚して欲しいと切り出してきたの…。


そして、まだ幼かったさつきをママがこのまま引き取ってしまうと、今後ママが再婚する時、さつきに良くない事が起きてしまう可能性を懸念したパパはさつきやママの心配をして離婚後、さつきとの交流を一切しないようにママへきつく約束させたの。


その時はパパがこんなに真剣に言うんだから、間違いなくこれで良いんだと、自分の気持ちに固く封をして、今までずっと堪えてきたんだけど、まさかさつきの方から私に会いに来てくれるなんて、考えもしなかったよ…。


今まで辛い想いをたくさんさせてごめんね、さつき、ごめんね、ごめんなさい…。」


と、何度も涙ながらに謝り、背を向けたまま振り返えろうとしない、さつきさんを背後からそっと優しく包み込むお母様…。


「華に娘さんがいた事を何で今まで隠して来たんだい?


私達家族がそんなに信用出来なかったのかな?」


と、お仕事帰りのご主人様である「熊谷」さんが華さんに優しく語り掛ける。


「熊谷さんの勤務先を短時間で見付けるの、めちゃめちゃしんどかったんだからね!


後で死ぬ程、報酬を貰うわよ!」


と、いつもながらに鬼の形相が良く似合う、私の永遠のパートナーであるY女史♩


「信じてたよ、君なら必ず間に合わせてくれるってね。」


と、まるで最初からお見通しだったと言わんばかりの私♩


「Yさんから凄い剣幕で、最初に事情を聞いた時は初耳過ぎて、さすがに腰を抜かす程、驚いたけどね…。


でも、もう気持ちは固めてるから!


さつきちゃん、心配する事は何もないよ。


ちょっとばかり手続きが大変そうだから、司法書士の先生にさっき至急のお願いをした時に、法的にもおそらく問題ないだろうって言われてるしね。


さつきちゃん、今まで辛い想いをさせてしまって、本当にすまなかった。


華の代わりに、心からお詫びするよ…。


これからは今まで通りとまではいかないかもしれないけれど、もし君が望むのなら、ここでのんびりとみんなで一緒に過ごさないかい?


華もきっとそう願っているはずだから…。」


と、とても前向きな頼もしい事を言うご主人様。


「あなた…、ありがとう…。


あなたの優しさに甘えたくなかったの…。


でも、本当にありがとう…。」


と、心のつかえが完全に消え去り、嬉しそうに涙を拭うお母様の華さん。


「新しいパパに躊躇なく、パパって言うのはかなり勇気がいるけど、今まで一緒に暮らして来たパパも私にとても優しくしてくれていたから、何となくだけど、大丈夫なような気がするよ…。」


と、照れ笑いを浮かべる、さつきさん。


「あのさ〜、新しいお姉ちゃんが出来たみたいで、僕的には嬉しいんだけど、そろそろお腹空いたから、みんな早くお家に入ろうよ!」


と、まるで女の子のような綺麗な瞳をした、小学校低学年ぐらいに見える、女の子にモテモテの将来を約束された、羨ましい限りの男の子♩


その後、ご主人様やお母様の華さん、そして新入りお姉ちゃんのさつきさん共々、そのイケメン過ぎる男の子を囲んで、みんなで楽しそうに熊谷さん宅へと仲睦まじく入って行く…。


「あんた、柄にもなくいつまで泣いてんのよ!


私達もさっさと事務所へ帰るわよ!」


と、全て上手くいったと確信したY女史は束の間の余韻に浸る私の手を強引に引っ張り、そそくさと現場を後にする。


ようやく静けさを取り戻す、熊谷さん宅周辺に残されたのは暗闇とそして静寂のみであった…。


それから数日後、例の車両ナンバー照会の恐ろしい請求書とY女史からのこれまた高額の請求書、そして今時珍しい、さつきさんから届いた直筆の礼状が私のデスクの上に綺麗に三つ並べてあった事は言うまでもない…。



以上、今回の第四話で最終回を迎える、行方調査シリーズ オヤジ探偵物語 〜ママに会いたい〜 をお楽しみ頂けましたでしょうか?


また機会があれば、新たな物語を掲載させて頂きますね。


我が探偵社全力のもっとうである、「人は強くなければ生きていけない。そして優しくなければ生きる意味がない。」という、往年の私立探偵であるフィリップ・マウローの信念に基づき、今後とも活動を展開していきます。


それでは、また!