前立腺癌の治療方法を決めるうえで、以下の事を含んでおかれると良いかと思います。既に気をつけてらっしゃる内容もあるかもしれませんが、その際は読み捨ててください。
医師からの治療方法の説明は、偏りが生じている。
→病院や自分が得意な治療法を勧める傾向にある。
重量子線がある施設の病院は当然、これを勧めてきますし、ダビンチ手術の件数が多い病院はダビンチ手術を勧めてきます。
これは悪いことではなくて、医師にとっても最も慣れた手技の方が成功率も高いと言えるでしょう。
ダビンチ手術を希望しても、慣れていない医師やスタッフが行うと、良い結果がでない事があります。
次元大介に、斬鉄剣を使うように頼むようなものです。斬鉄剣を使いたいなら石川五ェ門先生が居る所に頼みましょう。
なので、お近くに、今おかかりの病院で得意ではない治療が得意な病院がありましたら、そこでセカンドオピニオンを受けられると良いかと思います。
私が治療方法を決めるために役立った無料のツールです。
最初に前立腺がんと分かった後に、自分で調べ始めると、慣れない用語に戸惑いました。
例えば、PSA倍加時間=PSADT=PSAダブリングタイム
同じ事なのに、略語だったり英語だったり日本語だったり。
一個一個、メモをしてまとめても、良いかもしれません。
以下のように辞典もあります。
大変だと思いますが、ココを乗り越えてしまえば、かなり情報を理解しやすくなります。
前立腺がんのガイドライン
hontobira-v8.indd (urol.or.jp)
日本泌尿器科学会が作成している、前立腺癌診療ガイドライン2016です。最新が、2016年なんですよね、新しく改定して欲しい。
(2024.1.16追記
2023年版が出されましたが、ネット公開は未だのようです。4730円だそうです。必要な方はお買い求めください。)
腺友クラブが公開しているYouTube
視聴INDEX - Mo-Channel (モーチャンネル)
ちなみに、腺友クラブは、前立腺がん患者団体ですが、長い事、前立腺がんに関わっているので、前立腺癌に関わる医療用語などはマスターされた方が多いです。
単語や言っている事がわからなければ、コメントやメッセ―ジを頂けましたら、回答いたします。わからないものは分かりませんと正直にお答えします。
その他、思い出したら、手術前に役立ったことがあれば、ブログに記載します。
では、納得のいく治療法を選べますよう心よりお祈り申し上げます。