昨年に健康診断でPSA7.2を出し、その後、全摘出術を選択。
術後、最初の受診時のPSAが0.27と生化学的再発の上の数字でした。
生検をして、前立腺がんと分かった時には周囲に「がーん、癌になった。」と親父ギャクを言っているほど余裕でした。
10年生存率、ほぼ100%のグリソンスコア3+3。グリソンスコア6での前立腺摘出術後の非再発率も90%程度だったと記憶しています。
そして、術後の最初の受診の際、PSA0.27と聞いた瞬間。「仕事がまともに出来るのもあと8年か・・(現在、子供が1歳と4歳のため、)子供が小学校3年と6年・・・の時にまともに働けなくなるのは厳しいな。」
というのも、個人差は大きいのですが、生化学的再発から平均8年程度は無治療で生きることができ、そこから転移して3年だそうで、薬をつかったり治療をすると副作用等で、今のフルパワーの仕事ができなくなると思ったからです。
非常に暗い気持ちになり、お腹の中に黒くて重いものがずっといるような感覚に陥りました。
実の親の前で泣いてしまったり、ふと車を運転している時に、悪い未来を考えてしまい勝手に涙が流れてくることもありました。
術後2回目で行ったPSA結果は運よく0.2以下でした。そこで、お腹の黒くて重いものは消え去ったのですが、次回の検査や、今後の検査でPSAが上がってきたときに同じ気持ちになると思います。
PSAノイローゼとは良く言ったものです。
昔は、↑ この類の本を沢山読んだけど、身についてないなぁ・・・
皆様はどう検査結果に向き合ってますか?
同じ前立腺がんでも、先が長くない方のブログを拝見すると胸が痛くなるとともに、こんなに明るいブログを書くことが出来るんだと、非常に驚くとともに尊敬し、感銘を受けます。
今日は、思いつくままのブログでした。