ペニシリン注射を止めたから1か月半が経過した。前立腺のことは忘れるほど快適になってきた。それと同時にお酒の量も増えていった。




ある日、ワインを1本空けて気持ち良く横になっているとペニスに違和感を感じた。これは半年前に前立腺炎が発症した時と同じ感じである。




翌日、病院に行った。




先生にワインを結構飲んでいることを言うと、「そんなことをしたら今までの治療が台無しだ」と怒られた。菌はいなくならないから飲酒によって抵抗力が下がり、菌が増殖したようだ。




先生の見解では、前立腺炎は細菌が原因であり、細菌がいなくなることはない。一度前立腺炎になった人は再発する可能性が非常に高い。




前立腺の触診の結果、4か月前の状況よりも悪くなったと言われた。前立腺の痛みはないが、若干の違和感がある。取りあえず、毎日ペニシリン注射を打つことになった。お酒も禁酒に。