アメリカに戻ると変な衝撃がなくなった。たぶん家族といると安心するのだろう。
しかし、日本へは1か月に1度は行くのでその出発日が近づいてきた。不安になったので近所の日本人ドクターに相談に行くことに。
アメリカの医療は日本より10年進んでいるというのは周知の事実。一応、相談してみるか。
診断内容は、前立腺炎ではなく心療内科。心に衝撃が走った時の対処法が知りたかった。
その先生は、私の両親のことを含め、いろいろなことを聞いてきた。結論からいうと、パニック症候群の症状が出ているとのこと。ついでに前立腺炎のことも調べることになった。
先生は、「私は肛門に指を入れれば症状は100%分ります」言い切った。
先生が触疹した結果、右の前立腺がかなり腫れているとのこと。これは炎症であり、足の寒気ものどの腫れもすべて前立腺の影響だと言う。
早速、おしりに注射を打つことに。抗生物質の10倍の注射だ。
注射を打つと、確かに前立腺の症状が和らいだ。うつ病の薬も処方され、飲むことに。
処方された薬は、Ciprofloxacin、Butalbital、坑うつ剤としてParoxetine、精神安定剤としてLorazepam。