映画「カラオケ行こ!」12回目の鑑賞。
これが見納めになりそうです。
これからボクはどないしたらええんや…泣



さて、綾野剛出演作品を視聴する①~⑥の続きです。

劣悪な環境から脱け出したくても脱け出せない人って少なからずいるわけで、第三者的な目線で見れば色々と簡単に意見できるけど、当事者は日々生きていくのに必死で考える余裕なんてないと思う。

不変の毎日にイレギュラーな人物が関わってくることによって崩れ始め、新たな道が──暗がりからほんの少し光を見出だせる話という解釈で合ってるのかな。

綾野剛と菅田将暉が共演している作品を見るのは3度目で、これまでは「MIU404」「闇金ウシジマくん」でイヤなイメージしかなかったけど、この作品を通して(私の中で)男を上げたよ、ウン。




久々にロマンス剛を摂取。

ピース オブ ケイク 

恋愛系のドラマや映画は避けてるというか、基本的な流れが決まってるのがイヤで。

付き合いだして幸せな時間が訪れたと思ったら、彼氏の元カノとかが登場して引っ掻き回して一旦別れたりして、しばらくして何やかんやで元サヤでハッピーエンド。

ハピエンなのは良い、むしろハピエンじゃないと許せない。(ハピエン厨)

でも、一旦別れたりする谷底期間がツラくて見たくなくなるんだよ、それがスパイスで必要なのは分かるけどイヤなもんはイヤ!!

…っていう私でも、面白かったニコニコと思えた作品です。

主人公の気持ちがめちゃめちゃ分かるし刺さるし、ついつい「分かるー」って何回も声に出た。笑

あと、恋人の携帯を勝手に見てもロクなことないからやめた方がいい。笑




白ゆき姫殺人事件 

そして、事件とは無関係だった人間がSNSの闇に落とされていく…まさに明日は我が身。
どんでん返しで真犯人が逮捕されるから救いはあるけど、人間の愚かさをまざまざと見せつけられ、またラストシーンも相まって色々と考えさせられる作品でした。



原子力発電所の在り方が問われる内容で、善とも言えないし悪とも言えない難しい問題。

無関心な人々にも警鐘を鳴らしています。

誰が犯人なのか初めから分かるようになっていて、動機や目的を解き明かしていく感じなんだけど…切ねぇネガティブ

「ないと困るが、まともに目にするのはイヤだ」の言葉は突き刺さるものがありました。




社会派な映画が続いたので。

横道世之介 

実際に起きた事故の犠牲者が主人公のモデルではあるものの、その方の人生と物語とは関係ないのだとか。

原作未読なので、後半のさりげない衝撃的事実にエッ無気力?でした。

世之介がキッカケで結ばれた縁や、進むべき道を見出だせたり、世之介本人の意思とは関係なく周囲を幸せに導いているけど、自分自身は幸せだったのかな?とか思ってしまう。

カメラで撮っている時の顔を見ると、幸せであったと思いたい。




沼るのが遅かった私が悪いのだが、いつまで続くんだコレ。笑

(出演作品の多さに感謝お願い