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 フレームの適合精度がよい

その理由は、 スキャナミリングマシーン(削りだす機械) の性能の高さと、 独自の工夫 にあります。

■ 他社も注目するスキャナの精度

スリーシェイプD250

スキャナは「 スリーシェイプD250 」という機器。
スキャニングの誤差が「15μm以下」という性能をもっています。

これは世界中の、同業の歯科用CAD/CAMシステムの会社でも、
導入されつつあることが、性能の高さが証明されています。

■ 工業界にルーツを持つミリングマシーン


  ミリングマシーン(削りだす機械)は、「 ZENOR Premium4820 」という機器。
  これは腕時計などに使われる極小のパーツや、指輪の装飾品など、
  「精密さ」を求められる業界で使われている機器を、歯科用に改良したものです。

ZENOR Premium4820
ZENOR Premium4820
(全体像)
ZENOR Premium4820
歯科用材料を削りすバー
(中央の針のような部分)
ZENOR Premium4820
中央の白い物体が歯科材料(ディスク)
ディスクの穴はフレームを削りだした部分

■ 精度を高めるさまざまな工夫


人口ダイヤモンド
ジルコニアは、人口ダイヤモンドの原材料で使われるように、非常に堅い材料です。
この堅い材料を機器で削りだすのは非常に困難なため、一般的には学校で使う
チョークなみの堅さの「 半焼結の状態 」のジルコニアを削りだします。

そして削りだされた半焼結体を、専用ファーネスを使って焼き締め(焼結)フレームが完成します。

このように「 半焼結体 」の材料の場合、焼結により収縮が起こるため、どのようなシステムも「誤差」が発生します。


  そこでゼノテックシステムでは、この工程で収縮時の歪みを抑える、独自の工夫を採用しています。

  たとえば、ロングスパンブリッジなどの馬蹄形の場合は「焼結ブロック」を同時に焼成するコトで、
  収縮誤差が起こりやすいフレームであっても良好な適合が得られるようになっています。

ファーネス
専用ファーネス
[ ZENO Fire ]
馬蹄形のブロック
馬蹄形のフレームと一緒に
焼成する「焼結ブロック」
焼成台
焼成台の上に並べられた,焼結前の
ジルコニア・フレーム(写真はクラウン)

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