概要
千葉県松戸市の小学1年生、南朝芽さん(当時7歳)は、9月23日から行方がわからなくなり、10月4日、市川市の川で遺体で見つかりました。溺れて亡くなったとみられています。
詳細(時系列順)
9月23日午前11時半ごろ、こぶし公園で母親と一緒に遊ぶ約束をして、朝芽さんが先に1人で自宅を出る。そのおよそ5分後に母親は後を追いかけましたが、こぶし公園に朝芽さんの姿はありませんでした。雨は降っていなかったといいます。
正午ごろ、木2号公園近くの防犯カメラに、朝芽さんの特徴とよく似た女の子がキックスケーターに乗って移動する姿が写っていました。
午後3時すぎ、母親が警察に通報し、捜索が開始されました。
午後4時ごろ、捜索に参加していた母親の友人が、こぶし公園からおよそ900メートル離れた流山市にある木2号公園で朝芽さんのキックスケーターを発見。朝芽さんがこの公園を訪れたことはこれまでに数回あったそうです。
9月24日午前10時ごろ、キックスケーターが見つかった木2号公園から、およそ300メートル離れた江戸川の河川敷のサッカーグラウンドで、朝芽さんの両足の靴と靴下を発見。グラウンドは草が刈り込まれていて、家族によると、靴は片方が裏返った状態で見つかり、近くに両足の靴下があったということです。発見されたのは、江戸川までおよそ40メートルの、河川敷の中央付近です。
9月28日午後1時半すぎ、靴と靴下が見つかった江戸川の河川敷のおよそ1キロ下流にある松戸市内の取水口で、当時、身につけていた帽子が見つかる。水道事業者が見つけ、「さや」とひらがなで名前が記されていて、朝芽さんの家族が本人のものと確認。
10月4日、市川市の川で女児の遺体が発見され、DNA鑑定の結果、朝芽さんのものと確認されました。