「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」を第5話まで観ました。
NHK、攻めてるなー
蔦屋重三郎をやるって、あなたっ
NHKの看板番組、大河ドラマで、家族団らんの8時に、吉原遊郭の話
売春と買春の話ですか
そこからまずビックリ
浅草田甫酉の町詣
歌川広重
ドラマが始まって、最初に驚いたのは、引き眉とお歯黒。
大黒屋の女将のりつを演じる安達祐実さんの眉毛がない
引き眉は江戸時代以前からの女性の習慣で、結婚すると眉毛を剃ります。
お歯黒は「鉄漿」を歯につけて黒くします。
これはおどろおどろしくて非常に気味が悪い。
南蛮人も「日本は大好きだけれど、これだけは勘弁」とひどく評判が悪い。
なので、過去、めったに時代劇ではやらなかった。
ドラマなんか、もってのほか。
それをやったNHKにビックリです。
大黒屋りつ役の安達祐実さん
NHKより転載
時代考証がスゴイ
平賀源内役の安田顕さん
NHKより転載
平賀源内がちゃんと源内髷を結っている。
しかも、ちゃんと自分で「男色」だと言っている。スゴイ。
これだけはドラマで表現しなかった。
さすがLGBTQの時代。
ホンの一瞬ですが、女郎のお仕事中の姿もありました。
れっきとした性描写。
NHK、やるなぁ、8時台に。
尾美としのりさんが「ウォーリーをさがせ」状態になっているのも面白いですね。
平沢常富(戯作者名は朋誠堂喜三二)役です。
武士でありながら戯作者でもあった人。
第1話では女郎屋で「源内先生じゃないですか。」と言っている町人風の出で立ち。
第2話では城内で裃つけて座っている武士。
第3話ではとりかぶと花魁の上で果ててる男。
第4話では蔦重と一緒に踊るお面をつけた太鼓持ち風。
第5話ではつたやの向かいの蕎麦屋で蕎麦たぐって店を出る町人。
じゃないかなぁ。違うかなぁ。
かなり本気で江戸時代中期を描いているドラマです。
時代考証の皆様、ありがとうございます。
楽しみです