どこまで書いたか忘れてしまった~!
そう、香合の拝見終了でした。
亭主より 「粗飯を差し上げます」 で 懐石が始まります。
座布団が出され、膳が運ばれ正客の前に座り手渡しです。
正客は亭主が座る前にひと膝出て受け取り 一礼し膳を置き、元の位置に戻り次客に 「お先に」と挨拶し膳を膝前まで引きます。
他の客も同様にします。
亭主は給仕口で「どうぞ、お取り上げを」 で戸を閉めます。
それでは頂戴しましょう。
折敷の左右に飯椀、汁椀、向こうには向付、手前には湿らせた両細の利休箸。
椀の蓋を左右同時に取り、飯椀の蓋の上に汁椀の蓋を被せて膳の右横に置く、
まず飯椀を両手で取り、右手で箸を取り上げ左手指で扱って持ち直し、一口、炊き上がったばかりのご飯をいただきます。
このとき、ご飯は全部食べきらないで 最後まで一口、残しておきます。
そして汁を頂きますが、飯椀を持ったままはいけませんので、箸を取り上げた時と逆に戻り、箸を置き、右手で扱って飯椀を戻し、同じように汁椀を右手で取り左手に持ち、右手で箸を取り上げ、左指で扱って持ち直し汁をいただく、 汁は全部頂いても良いです。
それと、向付には まだ手をつけてはいけません。
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最初に出される ご飯は 炊き上がったばかりの ネバネバした感じがある ほんの二口から三口を ちょっと丸めに盛ります。
各、流派によって盛り方が違うようです。
汁は冬場は白味噌仕立てで、今回の具は よもぎ麩に溶き辛子をのせて、
向付は ゆずり葉の上に柿ナマス、た作り、黒豆 もう一つ何かあったような気がする~、
何だったかな~、
そうそう、汁は具が三分の一くらい見えるくらいにはります。
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次に盃と銚子を持って亭主が出、正客から順に詰めまで酌を受けます。
客は この一献をいただいてから向付に箸をつけます。
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次に煮物椀が出ます。
置き方、いただき方、省略しますね、
煮物椀は亭主の一番の心配りのご馳走といえます。
今年は蟹真薯に京人参、菜花、柚子をのせて すまし仕立てでした。
湯気が上がり、たっぷり はった汁、 アツアツをいただきます。
この煮物椀がメインとなりますね、 嬉しい、うれしい。
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つづいて、飯次、汁替えが、
正客が おひつ、を預かり、汁椀を渡します。
おひつ、には人数分のご飯が入れられていますので、詰めまで取り分けます。
この時のご飯は 全部、取りきります。
この時も自分の飯椀には一口は残しておきます。
正客の汁椀が戻ります。
詰めまでの汁椀も順次 戻ります。
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焼物が出ます。
昨年までは マナガツオ、今年は 鰆の幽庵焼き、青竹両細箸(節なし)
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つづいて、二度目の飯次が、
おひつ、は正客が預かります。
お汁替えを、 ですが、この時の汁替えは辞退します。
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再度、銚子が出るのですが、今回は 止めました。
つづいて、強肴がでます。
炊き合わせ、は 海老、昆布巻き、レンコン、菜花、柚子でした。
これも あつあつ、の湯気がたっています。
箸は白竹の両細
ここまで出ると亭主は勝手で相伴となり、戸を閉めます。
席では それぞれ頂きます。
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まだまだ 続きますので ここまでに
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今日の画像は