■クリーニング業の「当たり前」 | 岸和田(大阪)で働く社長のブログ

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株式会社エスオーシー(メディカルリネン&フードリネンのクリーニング&リース)の2代目(善野謙一)のブログです。

おはようございます。

台風一過の「気持ちいい」朝を迎えた大阪岸和田です。

本日から3日間は夏日の予報です。

半袖にしようか迷いましたが、朝晩が肌寒いので本日は長袖をチョイスしました。



本日は、

クリーニング業の「当たり前」。



みなさんは、クリーニング業の使命とは何だと考えますか?

私達は産業用ユニフォームクリーニングですので、こちらから引き取りに行って、クリーニングさせてもらって、こちらから届けるというシステムです。



お預かりしたユニフォームを

素材に適した方法でクリーニングしてお返しする。



私は、私達の事業を

「事業所内で機械などの購入やスペースの確保をするのが勿体ないので

弊社のような会社にその業務を委託していただいている。」と考えております。



言い換えれば、皆さんが準備してやれば取れるであろう汚れを

当たり前のようにきちんと落としていくというのが私達の仕事。



しかし、私達にとって忘れてはいけない「当たり前」があるんですよね。

「預かったものを預かった枚数だけきちんとお返しする」という当たり前。



クリーニングに「5点」出して、

どんなにキレイになって返ってきても、「4点」しかなければ怒りますよね。



私も怒ります。

自分がされて嫌なことはしたくない。



皆さんの事業所内でやれば、紛失することはないですが、

私達のような会社は何万点というユニフォームが日々流れています。



その中で管理しながらきちんとお返しをしていく。

当たり前でいて結構難しい。



私達は、産業用ユニフォームクリーニングのため

よく似たユニフォームが複数のお客様から何度も出てきます。



「当たり前」を継続していくためには、

①消えかかっている識別番号をきちんと書き直す

②新品の未記入を見つけたら書き足す

③入荷カウントを間違えない

④仕分けスタッフが識別番号の見間違いをしない

⑤修理や再洗いなどのイレギュラー工程に回ったときにきちんと追跡できるようにしておく

⑥いつも出てきているお客様だろうという出荷チェックスタッフが思い込みをしない
⑦集配・院内スタッフが配布間違いをしない

などなど、さまざまなポイントがあります。



それらをすべてクリアした商品だけが

皆さんのお手元に届いています。



そのうえで、クリーニング品質があるのです。

「早く・安く・キレイに」の前に「きちんと返す」。



当たり前の上に成り立つ品質。

皆さんの事業にも付加価値を追い求めるだけでなく

そんな見失いがちな「当たり前」が存在しないでしょうか?



本日も お客様のお客様が「笑顔」でサービスを受けていただける商品を提供していきます。