■誰のために動くか? | 岸和田(大阪)で働く社長のブログ

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株式会社エスオーシー(メディカルリネン&フードリネンのクリーニング&リース)の2代目(善野謙一)のブログです。

お久しぶりです、こんばんは。

本日は祝日でしたが、通常通り営業でした。

出勤していただいた方々に感謝です。



先週末のSOCグループ懇親会で感じたこと。

今年は、180名の方々が参加してくれました。当初150名の想定で会場を抑えていたので、非常に狭い中での懇親会となりました。



我社は、必ずお客様の会場で懇親会を行います。

会場変更は、営業戦略上、出来ません。



今回は狭い中での開催と表彰(永年勤続や安全運転など)が多数あり、

人の移動などで時間がおすことは想定できました。



私は表彰を終えてから、

抽選による景品を渡す係りとして精力的に動き出します。



「デザートバイキングを準備しています。時間通りに終えるには15分前には抽選を終えてほしい」と事前に会場の方々に言われていたからだ。しかし「時間がおしても構いません」とも言われていました。



しかし、おしたらおした分だけ参加者の皆さんの帰宅が遅くなります。

そうすれば、来年参加できなくなってしまう人も出てくるかもしれません。



弊社のお客様である会場の方々が準備してくれたデザートバイキング。

かといって、遅くなってしまっては来年の参加者も減るかもしれません。



そういう思いの中で、抽選による景品の受け渡しを、

社長である私が急いで行っても受け取る方々の満足度は高いまま。



場の雰囲気を壊さず

準備と運営に携わってくれた皆さんの努力にも報い、

参加してくれた社員・パートさんたちの満足度も上がり

すべてがうまくいく動きとはどういうことなのか?



「楽しかった」と言ってもらえればそれでいい。

「あっという間の2時間だった」と言ってもらえればそれでいい。

「おいしい料理だった」と満足して帰ってもらえればそれでいい。

「来年も参加したい」と思ってもらえればそれでいい。



それがこの会の趣旨。

社長である自分が楽しむことは、二の次。

どれだけ準備をしていても、どれだけ想定していてもその通りいかないことが多い。



何事においても同じ。

その中で、どういう立ち位置で物事に対処していくのか、それも勉強してほしい。

自画自賛ではありません。

私がいなくなった時の怖さをふと感じてしまったのです。

私がしてしまうことがいけないのかもしれません。



でも考えてほしい。

どうして社長があそこまで動くのか?、を。



私は、父親がそうしていたように、今しているだけなのだ。

だから私がいなくなっても、誰かが私の代わりを続けてほしいと願う。