★「費用」は3つに分けられる | 岸和田(大阪)で働く社長のブログ

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株式会社エスオーシー(メディカルリネン&フードリネンのクリーニング&リース)の2代目(善野謙一)のブログです。

こんにちは。
祝日でありながら出勤していただいている方々に感謝です。


先週は伊勢神宮、今週は厳島神社と行ってきましたが、

七五三のかわいい子供たちが多かったこと。


自分の七五三の記憶なんて曖昧ですが、

自宅前で「シェー」とおどけている写真が一枚残っているので、

嬉しかったんだろうなと思っています。



さて、

先週末に開催されました「下半期拡大幹部会議」にて


給与を上げるためには

「利益」が原資になるということ。


「利益」を上げるためには、

「売上」を上げていきながら、「費用」をそれ以上に抑える。


その「費用」というのは、3つに分けられるということを伝えました。

①現在のお客様を守るために必要な「費用」

②新規のお客様を獲得するために必要な「費用」

③まったくもって無駄な「費用」

です。


お客様に対して必要な「費用」は削減してはいけないことは当たり前ですよね。


弊社で言えば

①・・・工場に携わる費用【人件費・工場燃料費・包装資材費など】

    集配に携わる費用【人件費・車リース料など】

    事務に携わる費用【人件費・通信費など】

    営業に携わる費用【人件費・車リース料・通信費など】

    ユニフォーム供給に携わる費用【人件費・ユニフォーム購入費用など】

②・・・営業に携わる費用【人件費・車リース料・通信費など】

    ユニフォーム供給に携わる費用【イニシャル購入費・サンプル費など】


これらの中に③が隠れていて、

それがボディブローのように効いてくるのです。


一番顕著なのが、「廃棄・弁償費」。

●ユニフォームの廃棄

●タオルの廃棄

などなど。


ユニフォームに関しては、

平均して1枚3,000円程度かかります。

営業利益率が15%とすると、1枚を廃棄するということは20,000円の売上を捨てているのと同じです。


タオルに関しては、

平均して1枚60円程度かかります。

タオルは、紙オムツと一緒に捨てられたりするので、1日50枚平均で無くなっていきます。

営業利益率が15%とすると、1日20,000円の売上を捨てているのと同じです。


廃棄費に1,200,000円かかっているとすると、

1,200,000円を稼ぐために必要な売上は8,000,000円

その工場経費(約50% 4,000,000円)も捨てていることになります。

合計で、5,200,000円の給与を上げる原資を捨てています。


だからこそ、

日々の業務の中で、

★こんな風に捨てられていた。

★こんな風に使用されていた。

★こうすればもっと汚れが落ちるはずだ。

★こうすれば購入しなくて済むはずだ。

などなどの声を上げていただきたくて、お話をいたしました。


これからの下半期

どんな効果が出てくるのか楽しみです。


注:上記の数字は分かりやすく理解していただくために、いじってありますので悪しからず。。。