今朝未明、本社の番犬「ゴン」が亡くなった。
我家にきて15年はたっているだろう。
癌になり、余命3ヶ月と言われながら半年以上生きた。
昨夜の帰りに、今晩かな?と思いながら帰宅した。
最後の言葉も昨夜の帰りに済ませていた。
夜中に何人かの枕元に現われたようだ。
時間が2時から3時ごろというので重なっている。
ゴンとの出会いは最悪だった。
就職後、小奇麗な服を着て帰省して、飛びかかられて汚されて、思いっきり頭をぶん殴った。
ギャイン!!と叫び、遠ざかっていった。
会社に戻ってきてからも、隙を見ては逃げだし、
1時間以上も自転車で追いかけまわしたこともあった。
色々な人の中に思い出を残し、旅立っていった。
最後まで頑張ったと思う。
亡くなって想う。
「幸せだっただろうか?」と。
でも「幸せだったと思う」は人間の自己満足。
しかし、間違いないのは「幸せを、癒しを与えてくれて有難う」である。
私から最後に声をかけた言葉は、
「子供が離れた後の両親の会話の仲立ちや寂しさを紛らわせてくれて有難う。本当にお疲れさん。もういいよ。」
であった。
ゴンちゃん、
本当に有難う。
お疲れさん。
安らかに。。。